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デザイナーに必要なのはセンスか努力か – 井口忠正×Brandon 2人のデザイン会社CEOが語るデザイナーに必要な才能
センスは努力で磨けるの?
「デザイナーになるためにはセンスが不可欠」その道を少しでも志したことがある人はもちろん、誰もがどこかで聞いたことがあるフレーズではないだろうか。そしてそこには必ずといっていいほどある1つの議題が付いて回る。「センスは努力で磨けるのかどうか」だ。
「センスと努力」そんなデザイナーを目指す人なら誰もが気になるトピックについて、東京とサンフランシスコという世界中から優秀な人材が集まる都市でそれぞれデザイン会社を経営するこの2人の意見はどうだろうか。
サンフランシスコに拠点を構えるクリエイティブエージェンシーbtraxのCEO であるブランドン・片山・ヒル。そして当時日本での知名度が今ほど高くなかったbtraxで1年半デザインアシスタントとして働き、日本帰国後にデザイン会社IN FOCUSを設立した井口忠正。
高校卒業後に渡米。大学卒業後すぐ設立したbtraxを経営して今年で12年目になるブランドン。
高校卒業後は渋谷のクラブのマネージャーとして働き、その後下積みを経て今や経営者となった井口。
異色の経歴を持つ2人が約5年振りに再会を果して語った「デザイナー論」とは。
対談日:2016年6月16日
場所:btraxオフィス(サンフランシスコ市内)
インタビュアー:郷上 亮
1. 高卒のクラブマネージャーがサンフランシスコでクリエイターに
2. プロのデザイナーに求められるスキルとセンス
3. デザイナーとしてのこだわりと経営者としての柔軟性
4. 変わりゆくデザインの定義
1. 高卒のクラブマネージャーがサンフランシスコでクリエイターに
大した英語も喋れないのにうちのスタッフに食ってかかってたもんね。でも彼はそれでマサのこと認めてたよ。あいつは凄かったって。
btraxでのデザインアシスタント
井口:きっかけは共通の知り合いの紹介です。自分が働いていたクラブのお客さんがたまたまブランドンさんとも知り合いで丁度アシスタントを募集してるって言うんで『サンフランシスコ行っちゃえ』っていう軽いノリで。そこから18ヶ月働けるビザもとって渡米しました。
ブランドン:そうそう。マサは昔渋谷のクラブで働いていたんだよね。笑
井口:高校を出た後で渋谷の路地裏のコンビニでバイトしてたら外国人の男からスカウトされたんですよね。『こんなところで働いてないで、おれのクラブに来ないか』って。それで行ってみたら、おれ以外みんな外国人で。笑気付いたらいきなりマネージャーとして働くことなってました。
ーアメリカで働く際に英語が障害にはなりませんでしたか?
ブランドン:『英語なんか問題じゃない』って言ってたよね。
井口:だいぶ負け惜しみも入ってますけどね。笑
ブランドン:まぁいろんな人を見てきたけど、出来なくても気にしない人も居れば出来るのに気にする人も居るよね。
特に学歴高い人は気にする人が多い印象かなー。能力があるのに英語に自信が無くて理由で辞めちゃった人も居たんだけど、こっちからしたらそんなことを理由しないでって感じ。能力あるのに英語が壁になっちゃうのは本当にもったいない。
井口:僕は完全に前者でしたね。伝わればいいっていうか。笑
ブランドン:うちのスタッフに食ってかかってたもんね。でも彼はそれでマサのこと認めてたよ。あいつは凄かったって。
グラフィックデザイナー VS ウェブデザイナー
ークラブを辞めた後グラフィックデザイナーのアシスタントとしてデザイナーとしてのキャリアをスタートされたとお伺いしました。
井口:グラフィックは1年程で辞めちゃったんですけどね。身体壊れるくらいまで働いたんだけど、もう奥が深すぎて。自分が活躍出来る世界では無いなと。
ブランドン:グラフィックのデザイナーはWebに比べて求められる技術が半端ないよね。
Webの世界はある程度制限が決まってるんだけど、グラフィックは色も大きさも無限に選択肢がある。そこに紙だの金属だのビニールだのって素材の選択肢も入ってくるし。10年くらい下積みしてやっと仕事になるって世界。
井口:本当にそう。グラフィティの世界は小さい時から絵を書くのが好きでたまらない人達がデフォルトなんです。『グラフィックデザイナーかっこいいなー』とかで入った自分がやっていける訳がない。
ブランドン:まぁ普通の人がすんなり活躍出来るような世界ではないよね。
井口:絵を練習しても全然上達しなかったですしね。
それで、じゃあ自分に向いているものってなんだろうって探して回っている時に出会ったのが写真とWebでした。写真にしてもWebにしても、グラフィックやってた時には感じたことのなかった『これだったらいけるかも』を感じられたんですよね。
2. プロのデザイナーに求められるスキルとセンス
『おれ限界まで努力してます』の努力の位置がセンスを磨けるかどうかを決めるのかもしれないね。
デザイナーに向いている人ってどんな人?
井口:ずっと続けられる人かな。デザインに限らず「好き過ぎてなっちゃった系」の人は最強だと思います。ひたすらやり続けられる人はやっぱり強い。
ブランドン:いい意味でデザイナー向きの人って基本的に最初は人と接するのが得意じゃないよね。人の目を気にしない、、、ってか出来ないところがあると思う。自分がやってることを周りがどう思おうがやり続けられる。
一方で人付き合いとかもてなし上手の人って常に周りの人がどう思うかを気にしてるよね。そういう人ってやりたいことをずっと続けるのは気質的に難しいのかなって。
もちろんデザイナーとして成功するためには、その後に相手にどんな風に感じさせるかっていうのを気にしなくちゃいけなくなるフェーズが来る。けど、最初のスキルを付ける段階においてはとことん自分の表現に向き合える人の方が向いているんじゃないかな。
センスの磨くために必要なこととは?
井口:自分の強み・スタイルを見つけることが何よりも大事。以前はPhotoshopをフル活用した加工全開のものが好きだったりもしたんですけど、ある日シンプルで洗練されたものが良いなと思えて。そこから流れがどんどん良くなりましたね。
ブランドン:苦になる・苦にならないがその分野のセンスを努力で身につけられるかどうかの別れ目じゃないかな。苦にならないってことは向いているってこと、好きだってこと。
つまり努力を努力と思ってない。そのうち自分のテイストが見つかって、そのスタイルを追求するようになるとおのずとセンスは磨かれるよね。『おれ限界まで努力してます』の努力の位置がその人がその分野で活躍出来るかどうか、センスを磨けるかどうかを決めるのかもしれないね。
独学デザイナーにおすすめなのは好きな作品を詳細まで研究
ーアカデミックなバックグラウンドが無いのにも関わらずデザイナーになるまでには大変な努力が必要だったと思います。
ブランドン:マサはbtraxに居た時から自分でいろんなこと勉強してたよね。
井口:僕と同じように独学でデザイナーになろうとしている人におすすめな練習法は気に入ったサイトを「研究」することですね。気に入ったデザインのサイトや広告なんかがあったら、色のグラデーションから文字の大きさまで1mm, 1px単位でとことん研究する事。これが最初は出来ないんですよね。
ブランドン:自分では完璧だと思っていても僕から見たら少しズレていたり。
井口:まさにそう。でもそうやって四苦八苦する中でスキルはもちろんですけど、自分が「カッコ良い」と思えるものがわかってきましたね。タイポグラフィーはHelvetica系でカラーはモノトーン系とか。それが今の自分のスタイルになっているのでこの経験はすごく大きかったなと思います。
ブランドン:デザイナーって自分の苦手なことをやっても良いものが出来るはずがないよね。
自分がやるべき範囲とスタイルをきっちり理解することがとても大事。もちろん最初は広く浅く学ぶんだけど、その中から一つ自分の得意分野を見つけて追求していくことがデザイナーとして成功する秘訣じゃないかな。そうじゃないと全部が中途半端になっちゃう。
全部が中途半端は何も出来ないのと同じだからね。
井口:僕もbtraxに居た時は広く浅くの段階でした。いろんな作品触れていくなかで、自分に「ハマるもの・ハマらないもの」がだんだんわかってくるんですよね。
プロとアマの違いはスピード
ブランドン:あとはさ、プロになる上ですごく大切なのがスピードだよね。
井口:それわかります。IN FOCUSに入ってくる若手のデザイナーも最初はアウトプット出すスピードにみんなびっくりしちゃってますね。いやびっくりしてるっていうかもう何が何だかわからない感じかも。「え?今週中?まだ何も素材無いのに?なに?どういうこと?」みたいな混乱。笑
ブランドン:まぁ時間かければそこそこ出来るのは当たり前。それをいか早いスピードで仕上げれられるかがプロとアマの違いかもしれないね。
3. デザイナーとしての「こだわり」と経営者としての「柔軟性」
心の中ではエディスリマンだってデザイナーもフォトグラファーもやってんじゃんって思ってましたね。
なぜ会社を興こそうと?
井口:デザインのスタイルを広げられるからっていうのが一番大きい。
自分の得意分野の領域では大きくヘマをすることはないけど、それって逆に言えばワンパターンなんだよね。いわゆる女性的な可愛いのとかは全然出来ない。かと言って僕個人で広げるのはとても大変、というかほとんど不可能に近いんじゃないかな。
だから異なるスタイルを得意とするデザイナーを集めて、提供出来るスタイルの幅を広げたかった。それが会社を作った理由かな。
ブランドン:得意分野の話でいうと、経営者にもいろいろなスタイルを持ってる人が居ておもしろいよね。
昔btraxでインターンしてた土屋くんはデザイナーとしてではなくて、経営者としてGoodpatchっていうUIのデザイン会社を作ったんだよね。「仕事やお金を調達して、優秀なデザイナー達に仕事を振って、会社を成長させていく」っていうのが彼のスタイル。
以前に『社長がデザイナーじゃないデザイン会社ってどうなの?』って聞いたらって『IDEOもそうなんですよ』ってドヤ顔で言ってたよ。笑
(土屋さんのインタビューはこちら→「サンフランシスコへの出発が1日おくれていたら、Goodpatchはなかった。」【インタビュー】Goodpatch Inc. CEO 土屋尚史氏)
面接でどこを見る?
井口:ポートフォリオを見せてプレゼンしてくる時にテンション上がり過ぎて訳わかんなくなっちゃう人とか好きですね。笑喋り下手でもいいから自分の作品を説明している時に熱くなっちゃう人が好きです。
ブランドン:結局カルチャーマッチが一番重要なんだよね。一緒に楽しく続けられるかどうか。技術だけだったらフリーランサーを雇えばいい話だからさ。『今だけ君の技術貸してよ』って。
井口:確かに僕がさっき言った人も結局そういう人が自分の会社に合うんだろうなって思うから採用したくなるのかもしれないですね。
ブランドン:面接で話してみた時に会社で働いているイメージがすっと思い浮かぶかどうかは大きいよね。『この人が朝来て、机に座ってていい感じにみえるのかどうか』とか想像しちゃうもん。会社の雰囲気を構成する要素の中で人の割合って本当に大きいんだよね。良いも悪いも一人で変わっちゃうからさ。
「こだわり」と「柔軟性」の着地点
ーデザイナーから経営者に変わって意識していることはありますか?
井口:IN FOCUSを作ってから、btraxの“強みで勝負するところ”はすごく影響を貰いましたね。
ブランドン:実は最初は日本とか関係無くデザイン一本で勝負したかったんだよね。でもそうなると競争相手が多くて、クオリティだけの一本勝負。競争が激化して値段が下がる可能性だってある。かと言って「日本語が出来る」は言い訳だと思ってたし、正面から勝負したいっていうプライドがあった。
井口:そうだったんですね。知らなかった。
ブランドン:そんな「こだわり」と「柔軟性」の間で悩んでいた時に、ある日『おれだったら誰もが上がれない土俵で戦うけどね』ってある先輩に言われたんだよね。『そのこだわり意味なくない?』って。そこから自分にしか出来ないユニークなことを探し始めたかな。
井口:その話で言うと、逆に僕は「写真一本に専念した方がいい」っていろんな人に言われましたね。ずっとWebデザイナーとフォトグラファーのの両方やってたんですけど、みんな言いたがるんですよね『次のステージは一つに絞らないとやっていけないよ』って(笑)。
心配して言ってるのはわかっていたけど、心の中ではエディスリマンだってデザイナーもフォトグラファーもやってんじゃんって思ってましたね。いろんなアドバイスを頂くのは嬉しいし有り難く頂戴するけど、それに従うかどうかは自分が決めること。
ブランドン:特にデザインの業界においては、どこまでこだわってどこまで柔軟にいくかっていうのは永遠のテーマだよね。こだわりはその人に強みになるけど、ビジネスをやっていく以上それだけじゃいけない。
かと言って柔軟っていうのは妥協にもなり得る。実はミリ単位で確実に違うんだけど下手するとそっちにいっちゃうしね。意識して線引をしなきゃいけない。
4. 変わりゆくデザインの定義
デザイン×ビジネスのbtraxとデザイン×アートのIN FOCUS
異なるデザインの領域
ー近年、「体験をデザインする」がキーワードになっているように、デザインという言葉の定義が変わってきているように感じています。お2人にとってのデザインの定義とはなんなのでしょうか?
ブランドン:btraxが最近やっているのはアウトプットを作り出すプロセス自体をデザインするということ。
市場やユーザーのリサーチから始めて、プロダクトに対するサービスデザインや、プロモーションならこういうターゲットならこういう媒体でこういうデザインの方がいいよねっていうところからやってる。ベストなアウトプットっていうのはシチュエーションによって全く違うからね。
ブランディングとか最終的なプロモーションの随分前の、プロダクトを生み出す根底からデザインしていくのが最近btraxのやっているデザインかな。
井口:そのプロダクトが纏っている雰囲気を「可視化」していくのが僕達のデザインですかね。テイストをどれだけアンプリファイ(増幅)させていくことが出来るのか。あなた達が考えているコンセプトを「見える化」したらこうなりますよって。
だからWebだろうが写真だろうがその雰囲気を「可視化」出来るものであれば何でもいいんですよね。媒体でしかないから。もしかしたらポスターがその雰囲気を伝えるのには最適解な時だってあるかもしれない。
デザインとアートの境界線
ブランドン:btraxのやってることがデザインとビジネスのハイブリットなら、マサのはデザインとアートのハイブリットだよね。デザインによる商業的な問題解決+アートによるエゴイスティックな表現。
このラインってすごく繊細なんだけど、そこを上手くやっている印象。どこまでアート的な要素を入れるかどうかって難しいんだよね。ロジックでは説明出来ないから。信頼感と一発でわかる凄さがないとなかなかクライアントに提案するのは難しい。
井口:自分達のスタイルを貫いていると、クライアント側もそれを求めて来てくれているっていうのは感じますね。そうなってしまうと僕らのスタイルを提案するのは楽になります。
ブランドン:それがもうIN FOCUSのブランドだよね。結局先入観作りもブランディングの一部だからさ。
アーティストにあなたのスタイルで絵を描いてくださいっていうのに似てるよね。そこの「かっこ良さ」の共感を得れるのは確かに大きいかもしれない。
これからデザイナーにとってストーリー作りは必須
ブランドン:ストーリー作りってこれからデザイナーには必須になってくると思うんだよね。ビジュアルデザインをする前に、その会社がプロダクトを通じてどういうストーリーを伝えていくべきかってところからデザインしてあげるっていうのはこれから重要になってくる。
井口:確かにそうですね。特に日本はあまり上手くいってない印象がありますね。“言わない美学”があるというか。
ブランドン:そうなんだよね。今は海外の人から日本のプロダクトについて調べてくれてる状況。そうじゃなくて作り手からもっと発信出来るようにならなきゃいけないよね。そういう意味で言うと、まさのはそのストーリーをビジュアルで表現する仕事のが多い。
ストーリーを伝えるのは文字だけじゃないからね。ビジュアルでも、音でも伝えられるわけだからさ。クライアントの伝えたいテーマであったりビジョンを明確してあげて、それをどう可視化するかっていう一連のプロセスはこれからのデザイナーにとってキーになってくるかもしれないね。
ーインタビューを終えて
久しぶりに会っても色あせない輝き – Brandon K. Hill
これまでも日本からbtraxに来て働いたスタッフは多くいるが、その後の自分の会社を立ち上げ、成功している人は僕が知る限り2人しかいない。Goodpatchの土屋と今回久しぶりに会ってインタビューをさせてもらった井口忠正である。この2人に共通している点は、”非エリート”であるということ。うちの会社で働く人のその多くが慶應、早稲田、東大などのエリート校出身なのに対して、上記の2人は最終学歴は高卒である。
だからこそ、彼らは守るものが無く、社会に対する反骨精神も強い。それ故に自分の実力で突き進むしかない起業家としての特性は非常に高いと感じた。
当時のマサはいかにもデザイナー志望という感じで、がむしゃらにデザイナーになる為のインプットを行なっていたのを覚えている。そんなダイヤの原石は本人の努力と情熱で磨かれ、輝きだしたのだと思う。
「センス」と「努力」の着地点 – Ryo Gogami
このインタビューを終えて、「センスって努力で磨けると思う?」への自分なりの答えが見つかった気がする。それは「YES」、ただし「ハマっているなら」という条件付きで。というもの。
そして、そもそもセンスを磨こうとしている時点でその分野には向いていないのかもしれない、とも思った。「他の人はしんどいって言うけど自分はそう感じない、そんな自分に『ハマっている分野』を見つけて、追求し続けていたら勝手にセンスが磨かれていた」と言った方が適切な流れだと2人の対談を聞いて思ったからだ。
だから、『センスってどうやって磨くの?』なんて聞く前に、自分の得意分野と出会う努力をする方がきっと大切だ。そして“絵は全然上達しなかった”井口さんがWebと写真に出会い、自分のスタイルを見つけ、プロのデザイナーになり、そして独立するまでになったのだから、「自分には得意分野はない」なんてのは言い訳だと言えるかも。
センスと努力。一見正反対のように思えるこの言葉の意味は僕が想像していた以上に密接に関わりあっているのかもしれない。
プロフィール
井口 忠正 (いぐち ただまさ)
IN FOCUS, Inc. CEO
東京都出身。都内の高校を卒業後、バイトしていたコンビニでスカウトされたことから、クラブのマネージャーに。その傍ら独学でグラフィックデザインを始める。その後、btraxのデザイナーアシスタントとして渡米し、サンフランシスコでWEBと写真表現を身に付ける。帰国後、アートディレクター兼フォトグラファーとしてQetic Inc.に入社。2012年、IN FOCUSを設立。
Brandon K. HIll (ブランドン・片山・ヒル)
btrax, Inc. CEO
サンフランシスコ州立大学デザイン科卒。現在サンフランシスコに本社のあるグローバル市場向けブランディング会社btrax CEO。日米の企業に対してブランディング、グローバル展開コンサルティング、UXデザインサービスを提供。2014年よりイノベーション創出プログラムを通し、サンフランシスコベイエリアのスタートアップ手法を日本企業に提供する事で、クライアントへの新たな事業を作り出す為のフレームワークを提供。
郷上 亮 (ごうがみ りょう)
兵庫県の高校を卒業後、単身ニューヨークへと渡りカレッジにてファッションビジネスを学ぶ。その後、ペンシルバニア州立大学へと編入。2017年5月卒業予定。
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