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チームに一体感をもたらす企業文化を構築するために不可欠な3つの要素
この記事では2022年1月現在の情報をお伝えします。
企業文化の一部として、Google、Facebook、Airbnbが取り組んでいるチームビルディングの手法についてご紹介した。。今回は、もう少し掘り下げ、自社のカルチャーを構築するために必要なことをまとめたので、ぜひご覧いただきたい。
なお、今回の記事はパートナー企業であるStorymakerとのタイアップ記事である。Storymakerとbtraxのカルチャーについてもご紹介させていただきたい。
1. 従業員の効率性はコーポレートカルチャーの良し悪しで決まる
Freshtraxでは今まで何度もコーポレートカルチャーについて記事を公開しているが、改めてその定義に触れたい。
企業文化とは、家を支える大黒柱のようなもの。丈夫で長持ちする大黒柱がないと家が崩れてしまうのと同じで、優れた企業文化がないと企業が成り立たない。なお、カルチャーは、企業のミッションや方向性、職場環境を反映させたものとなる。
The University of Warwickの調査によると、幸せだと感じる従業員は普通の従業員に比べて効率性が12%高く、不幸だと感じる従業員は普通の従業員に比べて効率性が10%下がることが分かった。つまり、従業員に働きやすい環境を与えて仕事のモチベーションを向上させるカルチャーを構築すれば、おのずと会社全体の効率性が上がるのだ。
2. 唯一無二の企業文化を構築する
企業文化に方程式や正解などはないので、唯一無二のコーポレートカルチャーを構築することが何よりも大切だ。そこで、下記2つのステップを踏まえて弊社btraxとStorymakerがどのようなカルチャーづくりをしているか紹介したい。
ステップ1: 自身の企業を知る
当たり前のことかもしれないが、企業の歴史や生い立ちなど、自身の企業のことをくまなく知ることが大切だ。
創立者がどんな想いで起業したのか、どのような失敗や困難を乗り越え成功を収めてきたのか、これからはどんな企業像を目指していくのかなど、過去現在未来というそれぞれの視点で自社のことを知ることで、独自の企業文化を構築するきっかけが見つかるはずだ。
ステップ2: 会社の方向性を可視化
自社を知り尽くしたあとは、企業の将来において明確なビジョンを持ってほしい。企業として3年後、5年後、10年後どうありたいのか、どんな職場環境を作りたいのか、会社の方向性においてビジョンを持つことで目の前にある問題や課題が見えてくる。
AirbnbのコーファウンダーであるJoe Gebbiaは、ストーリーボードという自分のビジョンを可視化する手法を会社に取り入れ、カルチャーを生み出した。もしもどのようにビジュアル化していいか分からない場合には、ぜひお勧めしたい。
3. btraxとStorymakerの企業文化から学ぶ企業風土の重要性
ここからは、btraxとStorymakerを具体例としてご紹介しながら、それぞれの企業文化と、それらをどのようにアクションに起こしているのかを考えていきたい。
これまでの2つのポイントに加え、策定した企業文化を浸透させ、実際の企業運営に活かすヒントとなると思う。
btrax: “We are all designers”
われわれbtraxは、サンフランシスコと東京に拠点を置くデザイン会社。UXデザインを中心に、リサーチを通じたユーザーや市場の理解、サービスデザイン、ブランドデザイン、戦略の立案から実行をカバーするコミュニケーションデザインを提供している。
弊社CEO、Brandon K.Hillが提唱する”We are all designers”は、btraxのカルチャーの一部である。このメッセージは”私たちは皆デザイナー”ではなく、”私たちは皆デザイナー的マインドセットを持っている”という意味で、デザイン的観点から問題を解決していくという意思表示である。
自己成長を促進するミーティング
弊社では、個々が成し遂げたいことを社内のチームに共有するミーティングを定期的に開催。達成させたい目標とその目標を達成させる為のアクションを話し、チームからフィードバックをもらうことで、新たな可能性が広がり且つ互いをより知ることができる。
社内ワークショップ
Brandonや社内デザイナーをはじめ、様々なポジションのメンバーがワークショップを開催している。社内でワークショップを開催することで、社内で学ぶ環境を増やすことができるだけではなく、自身の経験や知見を相手に伝える力を養うことを可能とする。
Storymaker: “A company that lives and breathes story and storytelling”
Storymakerとは、ドイツに本拠地を構えるPRファーム。ストーリーデザインを主な戦略に、スタートアップから大手テクノロジー企業のPR・デジタルコミュニケーション、海外マーケットの参入支援も行っている。
Storymakerにとってのコーポレートカルチャーは、ストーリーテリングで会社や人の生きたストーリーを伝えること。Storymakerでは、ジェネラルマネージャー層が定期的に社内に向けてストーリーテリング・セッションを行っている。会社概要やサービス内容、働いている人達についてのストーリーを互いに共有することで、自社をより理解することができるからだ。
ファミリーフレンドリーなカルチャー
チームメンバーの殆どが子供を持つことから次第に家族の時間を優先する働き方になり、就業時間は9時〜18時にしているという。また、「夜は皆んなが家族と時間を過ごせるようにしたい」という理由から、社内でパーティーを開く時は必ず昼の時間にしているのもStorymakerならではのカルチャー。
コーポレートカルチャーを象徴とするアイテム
Storymakerはコーポレートカルチャーに沿ったグッズを作り、イベントやミーティングの際にクライアントに手渡す。下の写真は、Storymakerの歴史を入れ混ぜたノートだ。ストーリーメイキングを得意とするStorymakerだからこそ、ノートをブランドアイテムに採用したとのこと。
また、ミュンヘンのオフィスにStorymakerのネオンサインが新たなアイテムとして加わった。実はStorymakerのオフィスは、Red Light Districtと呼ばれるエリア付近にあるので、この街の文化的シンボルであるネオンサインをオフィスのデコレーションに加えた。これも一種のストーリーテリングと言っていいだろう。
btrax x Storymakerパートナーシップについて
Storymaker社 (本社ドイツ) とbtrax社 (本社サンフランシスコ) は、日本企業の世界進出サポートを目的にパートナーシップを締結いたしました。これにより、アジア、北米、欧州全域に対するブランディング、マーケティング、そしてプロモーションサービスの提供が可能となりましたので、ご興味のある方はtokyo@btrax.comまでお気軽にお問い合わせ下さい。
参考:
It Really Pays to Have a Rich Company Culture [Infographic]
New study shows we work harder when we are happy
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