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【btrax初書籍をチラ見せ】第5章 サービスの価値検証・改善のために覚えておきたい要点まとめ
第1-4章の解説に続き、今回もbtraxの書籍『デザインの思考法図鑑』の各章の内容をご紹介していく。
第5章のテーマは『デザインをテストする・見直す』。
デザイン思考のプロセスの中でも特に忍耐が必要な「検証」フェーズについて、そしてその検証フェーズで指標となるUI/UX評価のチェックリストなど、ビジネスパーソンのみならず、デザイナーの皆さまにも読んでいただきたい内容が盛りだくさんだ。
また、後半では認知バイアスもいくつかご紹介するため、コラムとして読んでいただけたら幸いだ。
第5章の内容はこんな方におすすめ:
- デザイン思考の中でも「検証」のフェーズを見直したい方
- UI/UXデザインの客観的な評価指標、チェックリストを知りたい方
- 認知バイアスに関して詳しく知りたい方
- 新規事業開発に携わっており、長く使われるサービスを作るためのヒントが欲しい方
第5章 デザインをテストする・見直す 目次
- デザイン思考:テスト
- UXピラミッド:UXデザインの評価指標①
- UXハニカム:UXデザインの評価指標②
- UI/UX評価の10項目:ユーザビリティヒューリスティック評価
- アイディア検証11項目
- ユーザーフローの設計
- ユーザーエンゲージメント
- デザイン的直感とデータの使い分け
- 情動ヒューリスティックとサンクコストの誤謬:認知バイアス①
- 集団浅慮、ダニング=クルーガー効果:認知バイアス②
- UXデザインの「けもの道」
デザイン思考:テスト
デザイン思考における最後のプロセス、ユーザーテスト。この章では、ユーザーテストのプロセスや、テストシナリオの作成方法、ユーザーテストの効果的な結果の評価方法を解説します。
参考記事:
UXピラミッド:UXデザインの評価指標①
UXデザインの良し悪しはどのように判断するのでしょうか?この章では、客観的、主観的、両方の側面からUXデザインを検証するための評価指標、UXピラミッドをご紹介します。
参考記事:
UXハニカム:UXデザインの評価指標②
UXピラミッドと同様に、UXデザインを評価する指標としてあるUXハニカム。UXデザインのクオリティチェックができる6つの項目です。この章ではUXハニカムの見方や、項目が達成できているかをチェックするための質問方法をご紹介します。
参考記事:
UI/UX評価の10項目:ユーザビリティヒューリスティック評価
UI/UXデザインを設計する際にも、分析をする際にも、どんな評価軸で見たら良いのかという項目は必須。
今回は90年代初頭に、Webのユーザビリティ研究者の第一人者であるJakob Nielsenと、dialogdesignというユーザビリティコンサル会社の創設者のRolf Molichによって作られたUI/UX評価の10の項目をご紹介する。
参考記事:
アイディア検証11項目
新規サービスやプロダクトを準備していると、ついつい視野が狭くなり、客観的に振り返る機会を失いがち。この項では、アイディアの良し悪しを検証するための11の項目をご紹介。新規事業開発に携わっている方は必見だ。
参考記事:
ユーザーフローの設計
“ユーザーフロー”という言葉を聞いたことはあるだろうか?
ユーザーフローとは、UXデザインのプロセスの一つで、プロダクトやサービスを使用する上でたどる必要のあるプロセスを可視化したもの。
設計段階はもちろん、ユーザーエンゲージメント向上のための見直しのためにサービスローンチ後の運用方法や注意点を解説する。
参考記事:
ユーザーエンゲージメント
サービスやプロダクトに対してのユーザーの愛着や関係の深度を表すのが「ユーザーエンゲージメント」。
ユーザーエンゲージメントを高めるには、基本的なユーザービリティが実現されていることが必須であることはもちろん、その他にも気をつけるべき項目がある。今回はテクニカルな面以外にも、ユーザーエンゲージメントを高めるために留意すべきポイントを解説。
参考記事:
デザイン的直感とデータの使い分け
ユーザーの動きを数値的に分析し、ボトルネックを洗い出すことは、サービスの改善において大変有効だ。
しかし、今までの観察やインプットに基づくデザイン的な「直感」も、決して無碍にしてはならない。今回は定量的なデータを信じる場合とデザイン的直感を信じる場合のそれぞれのメリットとデメリットをまとめた。
参考記事:
認知バイアス①、②:情動ヒューリスティック、サンクコストの誤謬、集団浅慮、ダニング=クルーガー効果
日常に潜む認知バイアス、5章のうち2項では4つの認知バイアスについて詳しく解説。いずれもビジネスマン、デザイナーの方々が陥りやすいものをピックアップ。認知バイアスに気がつくために自らに問いかける方法も併せてご紹介する。
参考記事:
UXデザインの「けもの道」
サービスやプロダクトを設計した際に、ユーザーに対して元々設計されていた「導線」とは異なるルートをユーザーが選択した結果、いつの間にかそのルートの方を他のユーザーも利用するようになるケースは多々ある。
そのほうがユーザーニーズに合致していたりするため、UXデザインにおいて、見逃せない兆候だ。今回はそんな、UXデザインの「けもの道」(”desire path”)に関して解説する。
参考記事:
まとめ
今回はbtraxの書籍『デザインの思考法図鑑』より第5章の内容のポイントをかいつまんでご紹介した。全体像が読みたいと思っていただけた方はぜひAmazonの予約ページからひと足先に予約いただけると幸いだ。
書籍は12月より、全国の書店でも販売を開始した。多くの人に書店で手に取っていただけたら嬉しく思う。次回は6章の内容をピックアップして解説する。お楽しみに。
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