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アジアの中心から見た日本の危うさ
先日、シンガポールで開催されたアジア地域最大級のスタートアップイベント、Tech in Asiaでのセッションに登壇させて頂いた。来場者の75%以上がシンガポール外からの参加で日本から来られた方々も多くいた。オーディエンス数は3,000人以上と、スタートアップ関連のものとしてはかなりのスケール。
今回の滞在を通してアジア市場及び同地域のスタートアップの勢いの凄さを感じた。しかしそれ以上に強く印象に残っているのは、これからの日本の危うさである。
東南アジアの状況と将来への展望を見てみると、現在日本が置かれている状況とこれからの日本国内の人たちの未来はかなり厳しいものになるだろうと感じてしまった。
普段は両国ともに”母国”と呼べる日本とアメリカとを行き来する事が多いが、今回は日本とアメリカ以外の第三の”外側”から全体を見る事で、見えて来た事は非常に多かった。
東南アジアの優位性
まだまだ発展途上と思われている東南アジア圏であるが、特にシンガポールを中心に世界的に見てもビジネス的な優位性はかなり高い。これは、日本やアメリカと比べてという事ではなく、グローバル規模で考えてもその優位性は明らかである。
特にシンガポールはアジア諸国からだけではなく、ヨーロッパや中東、アメリカなどから優秀な人々が集まって、大きなチャレンジを通して巨額のリターンを狙っている。それ故に、国家や民族等の概念を超越してビジネスに対しての最短距離を突っ走っている。
東洋と西洋の良いとこ取り
シンガポールという特性もあるだろうが、海外から来た人に対してのオープンな雰囲気はアメリカ以上に感じた。むしろ、アジア的なの謙虚で勤勉な部分と、西洋のロジカルな部分をバランス良く取り込んでいる感じがあり、”人”と”ビジネス”を上手に融合している企業が多い。
例えば、スマホからタクシーを呼べるアプリとしては、サンフランシスコ発祥のUberが有名であるが、東南アジア全域ではマレーシア発のスタートアップの Grabの人気が高い。
Uberはシステムの作り込みに重点を置くシステム中心の企業なのに対し、Grab TaxiのCEOは毎日自社アプリを使い、実際のドライバーとのふれあいを通じ、現場の声を重要視する。また、アジア諸国の政府や地元の地帯との結びつきを強め、地域にメリットを還元する事を非常に大切にしている。
米国ハーバード大学を卒業している同社CEOであるが、この辺はビジネス的なロジック手に加え、アジア人が得意とする人とのつながりを大切にしたバランスの取れたビジネス戦略だと言えるだろう。Uberの”場合によっては政府とガチンコでバトルする”の感覚とは真逆である。
既存プレイヤーがいない優位性
日本やアメリカに対して、東南アジアにはビジネス的な既存プレイヤーが少ない。前例が少ないという事は、まだまだ新しいイノベーションの余地があるという事である。
例えば日本では既に大企業が提供しているサービスでも、アジア圏では存在していないケースが多々あり、スタートアップでも勝負が出来る。むしろ、彼らはやったもん勝ちの世界でどんどん攻めまくってる。
もちろん、シンガポール以外の国ではインフラ的な問題やテクノロジーが未発達な部分もあるであろうが、そのような課題も時間が経てば解決すると思われる。
若者が作り出すビジネスとプロダクト
世界的に見ても、スタートアップに関わる人々は若者が多い。しかし、彼らが持っている情熱と勢いのレベルには地域差があるのかなとも感じている。上記のイベント後には幾つもパーティーが行われたが、そこで話した人々から受けたエネルギーとポジティブな雰囲気はその地域が持つ勢いに直結している。
見ず知らずの人に自分が考えているビジネスの事を話す彼ら目は、何の不安もないかのように純粋でキラキラしていた。恐らく彼らには自分たちが新しい時代を作っているという実感があるのだろう。既得権益ガチガチの日本市場では、そのような光景を目にすることは稀である。
実際にシンガポールでは自動車税がとてつも無く高いのに、若くして起業や投資で成功した30歳前後の若者が高級外車に乗っているケースがゴロゴロある。このきらびやかな成功ケースも、成り上がりを目指す人々には良い刺激になるだろう。
そして、確かにステータス的な成功もあるが、実際に彼らと話してみると意外とお金という最終的な結果よりも、自分が世界の第一線でどこまで勝負出来るかを挑戦する事自体に意味があると言う。
具体的な統計的を見てみても、東南アジアの中心は若者である事が理解出来る。例えばシンガポールに住む人の平均年齢は33.8歳で、日本の平均年齢である46.1歳と比べてみても10歳も若い。
下記は東南アジア諸国の世代別インターネットユーザー分布図であるが、どの国も大部分は44歳以下の人々である。
東南アジア諸国における世代別インターネットユーザー分布図
そして、シンガポール、日本、アメリカの人口分布図を見てみると、その差は歴然としている。以前に米国のメイン市場は人口の過半数を構成する若者世代である事を紹介したが、東南アジアも同じかそれ以上に若者がこれからのビジネスの中心となる。この辺も企業としての既存プレイヤーが少ない事と合わせると、起業家にとっての大きな原動力となるだろう。
シンガポールの人口分布図
日本の人口分布図
アメリカの人口分布図
複数の背景の融合が生み出すダイバーシティー (多様性)
東南アジアには、多数の国が集まっているので必然的に公用語は英語になるし、それによって作り出されたプロダクトは、もちろん英語圏のユーザーであれば基本的に利用可能になる。
おのずとそこから目指すビジネスはアジア全体の市場に加え、世界をターゲットにすることが大前提となる。これは、一見単純な事のようでいて結構大きなアドバンテージである。
特に最近では様々な国々から人が集まっているので、いやゆる”マイノリティ”という概念がない。むしろ全員がマイノリティみたいな感じである。
この辺も日本とアメリカとは大きく異なり、外国人でも漠然とした居心地の良さを感じる。むしろこれは人種やバックラウンドがそれなりにカウントされるアメリカも学ぶべきかな?と思う点であった。
そして、それぞれが異なることが大前提で、国家とか人種とかのボーダーにとらわれる事無く、様々なバックグラウンドの人々が縦横無尽に交わる事でダイバーシティーが生み出される。それにより、大きな視点での創造性に繋がることで、イノベーションを作り出す原動力にもなっている気がする。
加えて、スタートアップを初めとして、企業で働く女性の多さにも驚いた。これは優秀な女性が多いだけではなく結婚、出産をした後でも気軽にベビーシッターを頼みやすい環境等があるという。女性の社会進出は国家の成長のバロメーターでもありこの点でもシンガポールは進んでいるとの印象を受けた。
これらの点に関しては、正直なところ以前に書いた”日本でイノベーションが生まれにくいと思った3つのポイント”と真逆な印象を受けた。
不完全な英語が話せる事がデフォルト
英語が完全なネイティブ言語であるアメリカと違い東南アジア諸国では、”基本的な英語力 + 母国語が話せる”事がデフォルトとなっている。重要な点は、英語が不完全でも誰も気にしないという事。これは英語が完璧な地元の人と、なまっている外国人とのコントラストが強いシリコンバレーの感覚から見ても、非常に新鮮である。
簡単に言うと、誰も完璧な英語を話していない地域では基本的な語学力があれば負い目を感じる必要が無いと言う事である。
そもそもアジア地域の人々は”英語ネイティブ”などという感覚はほとんど無く、意思の疎通が出来れば十分と思っている。これは本当に正しくて、インドネシアから来ていた方と話したときも彼の英語の聞き取りに苦労した。
でも、むしろそれに慣れていないこちらが申し訳ないという気持ちになってしまった。結局、彼に何度も聞き返す事で逆に仲良くなれたりもした。
アメリカを中心とした元々英語圏にいると英語力を高める事を一つの目標にしがちであるが、そんな事はあまり重要ではない。
“シリコンバレー > 日本 > 東南アジア”は間違い
今回の経験で最も意外であり、衝撃的であった事は、”シリコンバレーだけが飛び抜けて凄いわけではない”と言う事である。シリコンバレー地域に住んでいると、自分たちが世界の中心であると言う錯覚を受けてしまう。
実際にそう思っている人達も多い。しかし現在のシンガポールをはじめとする東南アジアの状況を目の当たりにすると、サンフランシスコやシリコンバレーの人達も”うかうか”していられない事は明らかである。
東南アジアを中心とするスタートアップは、”シリコンバレーを追いかける必要も、彼らのやっている事をまねる必要もない” とはっきりとした認識が出来ている。これは、自分達のエリアでも大きな市場があり、その市場にはアメリカの企業でも切り込む事が簡単ではない要素が多分にあるからである。
スタート地点から世界市場を本当の意味で狙っている彼らの中には、シリコンバレーのスタートアップと最初からガチンコ勝負を挑めるクオリティのものもある。もしかしたら5年もするとそのパワーバランスが逆転する事も考えられる。
実際のところ、東南アジアで活躍しているスタートアップのその8割り近くがマレーシア発のものだと言う。この辺も、起業とチームはマレーシア、ビジネス展開はシンガポール、開発はベトナム、等それぞれの国で分業が出来るメリットは非常に大きい。
そして最も重要な事は、日本の方々の中で、”東南アジアは数十年前の日本の状態に似ている。彼らは日本の成長ルートを追いかけている”と言っている人を聞いた事があるが、全くもって間違った解釈であると思う。 “東南アジアは少し日本より遅れているので、ビジネス展開がしやすい”、という認識は全く思ってナンセンスであろう。
この辺はアメリカ国内や日本国内にいると非常に気づきにくい事ではあるが、東南アジアでのビジネスの勢いは確実に現在の日本よりも強い。実際に、セコイヤなどのシリコンバレー著名VCやY Combinatorなどのアクセレレーターなども次々と拠点を置き、東南アジアのスタートアップへの投資を進めている。
彼らの様なシリコンバレーの著名な投資会社が日本に本格的に拠点を置く予定は今のところなさそうだ。そのような点からも、アジア諸国全体を見ても日本はかなり置いて行かれてる感がある。極端な感覚的に言うと:
シリコンバレー: 安定飛行
東南アジア: 急激な上昇
日本: 着陸したまま
日本国内向けにとどまる限界
このような状況を考えてみても、やはり企業や人が日本国内にずっととどまっている事は非常に危険である。確かに日本に住み、国内向けのビジネス展開だけを行うのは心地が良い。
しかし、凄い奴らがゴロゴロいる国外で勝負しないのはあまりにもったいない。特に優れたプロダクトがあるのであれば絶対に世界に展開するべきである。
どれだけ必死で頑張っても、縮小し続ける国内だけでは限界がある。国内向けだけのビジネスでは、どうしても細かな金儲けや国内での売り上げを元にした、小さめのエクジット狙いにとどまざるを得なくなってしまう。そして、そのうちに今後は海外の企業がものすごいパワーでどんどん参入してくるであろう。
実は最も危ないのは、日本国内にいるとそれに気づくことが非常に困難であるという事。誠に不幸な事であるが、自分たちが気づかないうちに、真綿で首を絞められる、Slow Death (ゆっくりとした死)が近づきつつある。
この辺は、今回一対一でゆっくりとお話をお話をさせて頂だいた、田村耕太郎さんも同意見であった。一年の半分をシンガポールで過ごされる田村さんから見ても日本の現状はかなり厳しいという。
実際に田村さんとお話しした内容を元に日本の危うさを考えてみる。
東南アジアにおける日本のプレゼンスの低さ
近代的なビルが建ち並ぶシンガポールでは日本企業の看板を見る事が非常に少ない。金融産業を中心として、アジア諸国、ヨーロッパ、そしてアメリカが目立つが、日本のブランドのロゴを見る事が極端に少なかった。
走っている車も、韓国のヒュンダイや富裕層が所有数する高級ヨーロッパ車が中心。日本車が半分を占めるアメリカと比べてみてもこれは驚きである。
簡単に言うと、日本企業のプレゼンスが低い。むしろ、”日本”企業とくくってしまう事自体がナンセンスになって来ているかも知れないが、少し寂しい気もした。この状況はイベント自体でも顕著で、舞台に立つスピーカーやスタートアップで日本人は少なく、プレイヤーではなくオブザーバーが多い印象を受けた。
唯一プレゼンスが高いなと感じたのは、スポンサーとして参加している、VIPパーティぐらいであった。実際に地元の人々と話してみても、日本=お金を使ってくれる、という印象が強いという。これも少し寂しい。
実は世界的に見てもコストが下がっている日本
イベント会場からVIP向けディナーパーティーに移動するタクシーの中にて、シリコンバレーに本社を置く500 Startupsのアジア地域担当のKhailee Ngと話す機会を得た。マレーシア出身の彼から見て日本はどう思うかと聞いてみた所、同社CEOのDaveにかなり近いノリで、”顧客サービスがかなりヤバい。
最高。でももっと凄いのは物価の安さ。特にドンキはかなりヤバいぜ!ド派手な看板で、何から何までめっちゃ安い。ドンキさいこー!”と、ビジネスとは全く関係ない話しをしてしまった。
要するに、急激な経済的発展を進め、毎年10%近い物価の上昇を続ける東南アジア諸国からみても、日本はどんどん物価が安い国になって来ているという。長期的に立場が逆転する日も遠く無いかもしれない。
日本国内でのスタートアップが少ない本当の理由
弊社でも日本のスタートアップを発掘し、世界への展開をサポートする事をビジョンに、JapanNightというイベントを毎年開催している。しかし、応募してくるスタートアップの数はまだまだ少ない。
もちろんシリコンバレーやシンガポールといった特殊な地域と比べる事は出来ないが、それでも国の経済規模を考えると起業家の数が圧倒的に少ない。
これには様々な社会的、環境的な要因も関連しているだろうが、もっとも重要な理由は、”解決すべき社会問題が極端に少ない事“では無いかと思う。首都圏を中心に環境が整備され、少し歩けばコンビニがある。日常生活での不便、不都合が非常に少ない。
スタートアップの究極的存在意義は、社会における不便や問題を解決する事である。便利になりすぎた現代の日本では解決すべき問題を探す方が難しい。従って日々の生活で、スタートアップのアイディアをみつける事は困難である。
解決すべき課題が少ない=ビジネスチャンスが少ないという事でもある。強いて日本で不便があるとしたら、恵まれた生活環境で人々が”暇”であるという事。それを解決するゲーム関係や、コンテンツ系のビジネスが躍進するのも理解出来る。
その点においても、よっぽど社会的な不都合が多い東南アジア諸国や、アメリカの方がスタートアップを始める意義を見いだしやすいだろう。生活の中で解決すべき課題を捉える事が出来るスタートアップは、社会の問題解決というコアバリューをしっかりと見据えている。
日本国内では、生活が豊かな事が逆に起業へのハンデになっている。
From Japanの違和感
自社で”JapanNight”という名前のイベントを開催していて非常に心苦しいが、日本の方々が感じている以上に”From Japan”とか、”Made in Japan”の表現は国際市場において、あまり意味をなさない。その一方で、海外でそのフレーズを利用しているケースは意外と多い。
今回のイベントのスポンサーでもある、とある日本のVCファームの出展ブースには、大きな文字で、”Venture Capital form Japan”と書いてあったが、多国籍の人々が集まる場においては、そのその企業が日本発であるかどうかはあまり関係ない。
実際に地域的なインキュベーターをのぞいて、他のブースでアメリカ発、とかシンガポール発、とか言っている会社は無かった。そんな事はビジネスの場ではどうでも良い。
世界に挑もうと考えている日本の企業が”日本発”とか”日本製”という表現をする事自体が意味をなさない。そして、これは田村耕太郎さんもおっしゃっていたが、日本の人たちは妙に自国の会社や製品を褒める傾向にある。
これは日本特有の感覚で、例えばフランス人が、”フランスの企業すごいよね”とか、インド人が”インド人は最高”と表現していたら、どうしても違和感を感じてしまう。
この辺は、下手すると日本国内だけで盛り上がっている自己満足になりかねない。
田村さんによると
“アメリカやアジアのVCやスタートアップが違和感を持っているのが日本のスタートアップやVCに「日本」とか「日本発」とかつけている人が多いこと。だいたい「日本発のグローバルメガベンチャー」とかありえないだろ。はっきりいって不評です。
– 中略 –
成功したかったらグローバルシチズン目線で課題解決や機会を探るべきだ。「日本発」とか「日本」とかという枕詞は日本の外のプロからみたら大変不評であることを伝えたい。そして本当に外を目指すなら、大変だけど日本の外で多様性あるチームで英語で始めるべきだと思う。でなければ、内需狙いの方がいいでしょう。内需も底がつきそうだから、起業はあきらめて国外のスタートアップに投資するためにお金を集めるとか。”
とのこと。
チームAll JAPANの限界
以前に、”SoftBankの孫さんが後継にインド人COOを指名した”、というニュースが日本で話題になっていたが、世界レベルのビジネスを展開を考えるとこれは至極当然な事であり、特筆すべき点ではない。むしろニュースになる事自体に違和感を感じる。
ビジネスの場において、”何人”という事は重要なファクターでは無く、最高の人材に最適なポジションを与える事が最重要事項であり、日本人に限定する事の方が不自然である。ナショナリズム的な要素は現代のグローバルビジネスにおいては、あまりメリットを生み出さない。
その一方で、やはりどうしても日本の企業は、日本人で構成されるチームにこだわりを持つケースが多い。でも、それだとダイバーシティーが少なく、国際的な競争力を付ける事は容易ではない。
“日本”的なアイデンティティはスタッフの人種でなくても、プロダクトの細部の作りこみや、ハードウェアの技術などで出す事も出来る。世界中から優れた人々を集め、それぞれの良さを最大限に引き出せば良い気がする。
これからは、良い意味での”無国籍”感が必要になってくる。
世界の市場に勝負し、自然ととけ込むような企業とプロダクトを
こんな事を言っていても、日本は大好きだし、自分が生まれ育った日本に対して悲観的な展望を語るのは非常に心苦しい。でも、どうしても日本が沈む事だけは避けたい。しかし、日本国内にいると、その状況に気づきにくい。
シンガポールでお会いした際に、田村さんは”和牛”の話しをして下さった。”おいしくて高級な和牛がどのように作られているかを知っていますか?”と。
高級食材で有名な和牛は、同じ品種でそれも属性の近い牛をどんどんインブリードで掛け合わせる事で柔らかい肉が生まれる。しかしその一方で、牛自体はどんどん免疫力が低下し、耐性が弱くなってしまう。これが今の日本で起っている事であると。
自分と異なる人々や環境に触れる事で人は強くなる。しかし、日本国内ばかりにいるとそれに気づく事は少ない。日本で生まれ育つと意図的では無い限り、日本人以外と接する事も少ない。これは国際的に見てもかなり希有な国民である。
世界の市場で勝負するには、自ら異なる環境に身を置き、異なるバックグラウンドの人と触れる事でダイバーシティーのあるチーム作りが必須となる。
これからは、人も企業もどんどん海外に出て、国際的にどんどん活躍する日が近い事を切に願う。
筆者: Brandon K. Hill / CEO, btrax, Inc.
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