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【btrax初書籍をチラ見せ】第3章 アイディア発想のためのメソッド ワークショップやファシリテーションのコツ
第1,2章の解説に続き、今回もbtraxの初書籍『デザインの思考法図鑑』の各章の内容をご紹介していく。
第3章のテーマは『アイディアを練る・コンセプトを立案する』。たとえば新規事業開発に携わったことのある方なら、たくさんのアイディアを出してそれを実現させていくプロセスの大変さをご存知だろう。
第3章はそんな方々に特に実践していただきたいデザインのTipsをたくさん盛り込んだ章となっている。
第3章の内容はこんな方におすすめ:
- デザイン思考の基礎を学びたい方、おさらいしたい方
- デザインワークショップを運営したい方
- デザインワークショップにてファシリテーターを実践する方、役割を知りたい方
- 顧客ニーズと自社サービスの交わるスイートスポットを理解したい方
- ヒットするサービスを作るためのヒントや視点が欲しい方
第3章 アイディアを練る・コンセプトを立案する 目次
- デザイン思考:アイディア発想
- ファシリテーション
- ワークショップの考え方
- ワークショップの運営
- デザインスプリント
- リーン, アジャイル, デザイン思考の違い
- デザインと制約
- バリュープロポジションの考え方
- バリュープロポジションキャンバスの使い方
- PMF
- アフォーダンスとシグニファイア
- MAYA理論
- ビタミン剤、痛み止め、治療薬:サービスの3タイプ
デザイン思考:アイディア発想
デザイン思考におけるアイディア発想の考え方を解説。この項では多くのアイディアを発想するための基本の3要素と、アイディア出しを促進するビジネスアイディアのチートシートやアイディアを磨く質問をご紹介。
参考記事:
ファシリテーション
ファシリテーション、それは議論の場をデザインすること。司会者とファシリテーターで求められている動きは似て非なるもの。司会者とファシリテーターの違いや、議論においてファシリテーターに求められている動きのポイントとは。
参考記事:
ワークショップの考え方
ワークショップは会議と混同されがちだが、実は目的や事前準備などは全く異なる。ワークショップの参加者として、事前準備やマインドセットの面で注意すべきことをお伝えする。
参考記事:
ワークショップの運営
この項では、ワークショップの運営者としてどのような準備が必要かをご紹介。運営者として押さえるべき5つの事前準備とマインドセットとは?現代の選択肢として増えたオンラインワークショップの運営のポイントも合わせて記載する。
参考記事:
デザインスプリント
デザインスプリントとは、5日間でアイディアの立案からプロトタイプの作成、アイディアの検証までを進めるプロセスのこと。
短期間で一気に検証まで進める、ハードスケジュールながらも効果的なワークショップには事前準備が不可欠。どんなメンバーをアサインしたら良いか、そして確実にどんなアウトプットがあれば良いかも一覧でご紹介。
参考記事:
リーン, アジャイル, デザイン思考の違い
リーン、アジャイル、デザイン思考。いずれも新しいサービスをより速い速度で開発する手法だ。
しかし、それぞれに内容は異なり、利用するべき最適なシーンも違う。今回は、混合されがちなリーン、アジャイル、デザイン思考のそれぞれの役割と、利用するべき目的などについてまとめてみた。
参考記事:
デザインと制約
設備が整っているオフィスよりも、出張先のホテルでの方が仕事がサクサク進む。
原稿を書くのは気が進まないのに、Xにポストするのは今すぐにでもできる。この2つの現象に共通しているのは「制約」があること。そう、適度な制約を与えると脳が活性化するのだ。これはデザインにおいても同じ。一見不自由に思える「制約」とデザインの関係をご紹介。
参考記事:
バリュープロポジションの考え方
バリュープロポジション、それはサービスがユーザーに対して提供する価値のこと。
この項では、サービス開発をする上で欠かせないバリュープロポジションの考え方と重要性、そしてバリュープロポジションを見出すための手法、バリュープロポジションキャンバスをご紹介する。
バリュープロポジションキャンバスの使い方
バリュープロポジションキャンバスの具体的な運用方法を解説。顧客の課題の優先順位づけの方法やアップデート方法を解説する。
参考記事:
PMF
いざプロダクトをローンチしてから、そのプロダクトが市場のニーズと合致していなかった…なんてことのないように考えるべきなのがPMF(プロダクト・マーケット・フィット)。
しかしどのような状態であればPMFが実現できたのかはなかなかわかりづらいもの。この章ではPMFの定義や考え方からご紹介。
参考記事:
アフォーダンスとシグニファイア
UXデザインを行う上で、これらなしでは語れない「アフォーダンス」と「シグ二ファイア」。アフォーダンスは、の概念。今回はこのふたつをわかりやすく解説するため、多くの方も飲んだことがあるであろうスターバックスのカップを例に解説。
参考記事:
MAYA理論
MAYA理論とは、”Most Advanced Yet Acceptable”の頭文字をとった言葉。すなわち、「最も先進的だが、受け入れられる」状態のもののことを指す。
人は新しいものに対する好奇心と、変化を嫌い保守性の両面を持ち合わせている生き物。その中で、今回はMAYA理論を使用して大ヒットしたiPhoneを例に、ヒットするプロダクトのバランスを見ていこう。
参考記事:
ビタミン剤、痛み止め、治療薬:サービスの3タイプ
プロダクトやサービスを考える際の大きな盲点。特にデザイン思考のプロセスでは「まずはユーザーのペイン (課題) を見つけよ」とされるので、ついつい課題解決型一択でサービスを考えようとしてしまう。
しかし、現存するヒットサービスには必ずしもユーザーの課題解決をしていないサービスもある。この項では、これらのようなサービスの分類をご紹介した上で、ヒットするサービスとは?を紐解いてみよう。
参考記事:
参考Podcast:
まとめ
今回はbtraxの書籍『デザインの思考法図鑑』より第3章の内容のポイントをかいつまんでご紹介した。全体像が読みたいと思っていただけた方はぜひAmazonの予約ページからひと足先に予約いただけると幸いだ。
書籍は11月中旬より、全国の書店でも販売を開始する。多くの人に書店で手に取っていただけたら嬉しく思う。次回は4章の内容をピックアップして解説する。お楽しみに!
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