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モテない起業家が成功しにくい7つの理由
アメリカではよく “ロックスター” と呼ばれるイケてる起業家は周りを惹き付ける事が上手で人間的な魅力も高いケースが多い。そして、プライベートでも自ずとモテやすい。この辺はベンチャー企業の社長があまりモテないらしい日本とは状況が異なる。
起業家にとっては、どんなに辛くても、最悪でも女にはモテる。といった最後の切り札にもなるので、あきらめないで続けて行こうと思える。
モテない事によるビジネスへの弊害
一見、周りからチヤホヤされると誘惑が多く、仕事に集中出来なさそうであるが、現実は異なる様である。
逆にあまりモテない起業家が、女性をゲットする事を優先してしまうと、お金と時間と意識の使い方が目標達成の障害になり得る。具体的な7つの理由を紹介する。
1. 目立つ事が目的になる
スタートアップの起業家ともなると、PR活動の一環として、メディアの取材やイベントへの登壇等の機会が舞い込む事も多い。一方で、それ以外の業務も多岐にわたる為,限られた時間をどのように使うかをシビアに見定める必要がある。
言い換えると、自身の限られた時間的リソースを、その時々の会社の状況に応じて、最もふさわしい使い方をしなければならない。そこには個人の主観的な感覚では無く、あくまで客観的で冷静な判断が求められる。
タイミングによっては開発や打ち合わせ、リリースへの準備などを優先する為に、取材や登壇を断らなければならないケースも多々ある。
確かにメディアに取材記事が載ったり、有名なイベントに登壇したりすると、個人としても周りから注目される。でも、もしそれが”モテたいから”という理由で行っているとしたら、会社にとってはあまりメリットが無い。
2. プロダクトが女性に受け入れられにくい
世の中でヒットする商品やサービスは、女性に人気があるものが多い。逆に言うと女性に受け入れられないプロダクトは、メインストリームにはならず、一部のマニア向けサービスや、非リア充向け専用アプリなどで終わってしまった事例は幾つもある。
特に一般消費者向けのサービス、ユーザーのニーズを上手に捉え、最適なエクスペリエンスが提供出来ないとヒットには繋がりにくい。
そして多くの場合、作っている人達だけでは、使う人達の感覚を100%理解する事が難しいため、デザイン思考やユーザー中心のデザインを通し、プロダクトの最適化を進める。
特にアプリやWebサービス、最近話題のIoTプロダクトなどは、ユーザーエクスペリエンスがヒットの鍵となるケースが多く、ユーザー理解は最重要項目である。
その点においては、女性の気持ちがわからないと、おかしなエクスペリエンスになってしまい、ヒットに繋がらない。
女性に受けいられるプロダクトを提供したい場合は、かつてスティーブ・ジョブスが語っていた様に、”プロダクトにセクシーさが無い”といけない。使い易さだけではなく、カワイイ要素を兼ね備える等、女性の気持ちを理解した、センスの良いプロダクトがヒットを生み出す。
3. 出張の目的とスケジュールに影響が出る
会社の代表ともなると、出張に行く事も多い。しかし、仕事よりも女性を追いかける事を優先してしまうと、必要な出張のスケジュールをずらしたり、最悪の場合キャンセルをする事になってしまう。
出張に行く目的が仕事以外になってしまう場合もあるという。地方のイベントプロデューサーによると、同伴しているアシスタントが、本当の秘書なのか”私的”秘書なのか分からないゲストスピーカーも少なく無いという。
このような妙な噂が流れて会社のブランド低下に繋がらない様にしなければならない。
また、地方で開催されるイベントに参加する目的が、イベント自体以外である人達もいるらしい。出張の目的はあくまでビジネスであり、遊びたい場合はバケーションとするのが良い。
4. 取引先の女性が気になってしまう
仕事関連の人達と異性関係が原因でこじれてしまうほどややこしいケースは無い。とくにそれが取引先ともなると、会社へのダメージは小さく無い。
仕事関係以外でも異性は多くいるのに、外からの“お声”がかかる事が少ないと、どうしても行動範囲が狭まり、仕事関係の異性ばかりが気になってしまいがちになる。しかし、ビジネスにおいてそれは御法度である。
また、仕事関係での交流会などでも、ビジネス的なネットワーク作りよりも、異性との出会いを優先してしまうと、会社へのメリットが半減してしまう。
5. 会社の経費を女性目的に使う
同様に、女性に対してのプレゼントや食事代等に会社の経費を使ってしまうのも良く無い。逆に相手からおごってもらうぐらいであれば良いが、相手の気を引く為に、高価な商品や高級レストランなどで会社のお金を費やしていると、資金難に追い込まれる。
かといって、ファンディングをしっかり受けていたり、かなり儲かっていたとしても、そもそも公私混同をしてしまう事自体に問題がある。逆に自身の魅力を試す為に、敢えて630円のお好み焼きを、相手の女性におごってもらうチャレンジを行っているという、とある社長さんもいる。
6. 私生活の精神的落ち込みが業務に影響する
スタートアップ、特に会社の立ち上げ直後の数年間は、仕事と私生活を切り分けるのは非常に難しい。言い換えると、私生活が仕事一色に埋め尽くされる。その様な状況では、気持ち的にも私生活と仕事を切り分けるのは非常に難しい。
また、会社が起動に乗り、気持ちに多少の余裕が出て来た状態でも、女性にフラれた事による精神的ダメージが全く仕事に影響しない程の精神力を持ち合わせている人の方が稀である。
逆に、周りからそれなりにモテていれば、仕事においても、”俺はイケている”という気持ちで突き進む事が出来る。
7. 下心で近寄って来た女性を見分けられない
成功していたり、著名な起業家にたいして、彼らの地位や名声、お金を目的に近づいてくる女性も少なからずいるだろう。実はその中には確信犯的に親密になり、スキャンダルをネタにされるケースもあるらしい。
そこにハマってしまうと、個人としても会社としてもダメージを受けかねない。起業家には仲良くなる相手の本当の目的を見抜く能力が必要になる。その為には普段からある程度女性との接点を持っておきたい。
最後に起業家へのアドバイス
起業家は、放っといておいても女性が寄ってくるぐらいが良い。そうではないと、女性を追いかける事に時間とお金の使ってしまい、最悪の場合、日々の優先順位とゴール設定に影響が出てしまい、周りに迷惑を掛けてしまう。
起業家が最も愛するべきは常に自身の会社とプロダクトであるべきである。いざとなったら、女性に資金援助をしてもらえるぐらいにならないと。という有難いアドバイスを先輩から頂いた。
筆者: Brandon K. Hill / CEO, btrax, Inc.
photo by JD Lasica
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