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【会社の資金を全額カジノにぶっ込む!】存続の危機を乗り越えた5つのトンデモストーリー
企業の歴史において、危機的な状況に直面することは珍しいことではない。むしろ、倒産の危機に瀕したことのない企業を探すことの方が難しいだろう。
実際、アメリカでは、Fortune 500と呼ばれるトップ500社の実に52%が15年以内に無くなっている。ということは、世界的に有名な企業であっても、一歩間違えばいつ消滅してもおかしくない。
著名企業5社の驚異の倒産回避体験
今回は、Apple、Tesla、FedEx、Nvidia、LEGOの5つの著名企業が体験した倒産危機と、どのようにしてそれを乗り越え、現在の成功を築いたのかを紹介する。
存続の危機に瀕した企業
- Apple: 90日分のキャッシュ残高
- Tesla: 1ヶ月で倒産の危機
- FedEx: 残高$5,000で倒産寸前
- Nvidia: 1ヶ月分の残高
- LEGO: 売り上げ30%ダウンで倒産危機
では、それぞれの企業が危機をどのように乗り切ったかを紹介する。
Apple: 90日分のキャッシュ残高 → 革新的製品で復活
1997年、Appleは深刻な財政危機に直面していた。
現金残高は90日分にまで減少し、倒産寸前の状況だった。この時、マイクロソフトからの1.5億ドルの投資が決定的な救済となった。
この投資は、両社の特許紛争の和解の一環であり、Appleにとっては命綱に。
その後、スティーブ・ジョブズの復帰と共に、iMac、iPod、そしてiPhoneといった革新的な製品を次々と市場に投入し、Appleは劇的な復活を遂げた。
これにより、Appleはテクノロジー業界のリーダーとしての地位を確立した。
Tesla: 1ヶ月で倒産の危機 → イーロン・マスクの私財投入と資金調達
Teslaは2008年に創業5年目を迎えたものの、残り1ヶ月分のキャッシュしかなく、倒産の危機に直面していた。
この時、イーロン・マスクは自身の私財を投じ、さらに4千万ドルの金融ローンを獲得することで、会社の延命に成功した。
この大胆な行動により、Teslaは持ち直し、その後の電気自動車市場での成功へと繋がった。
マスクのリーダーシップとビジョン、そして、あと先考えない大胆な行動が、Teslaの危機を乗り越える原動力となった。
FedEx: 残高$5,000で倒産寸前 → 創業者による一世一代の賭け
1970年代、FedExは手持ちの現金が$5,000にまで減少し、倒産の危機に直面していた。
この時、創業者のフレッド・スミスはその$5,000を元手にラスベガスへ行き、ブラックジャックで$27,000に増やした。
このお金でガソリン代を払い、会社を継続させることができた。
この大胆な賭けが功を奏し、FedExはその後、世界的な物流企業へと成長した。
Nvidia: 1ヶ月分の残高 → 苦渋の選択と復活
1997年、Nvidiaは業績が悪化し、あと1ヶ月分の給与分しかキャッシュがない状態に追い込まれていた。
この危機に対し、CEOのジェンスン・フアンは従業員の半分を解雇するという苦渋の選択を行った。彼は当時を「人生で最も苦しい瞬間だった」と語っている。
この決断により、Nvidiaは持ち直し、その後のグラフィックス市場での成功へと繋がった。Nvidiaは現在、AIやゲーミング業界で重要な役割を果たす企業となっている。
LEGO: 売り上げ30%ダウンで倒産危機 → DX化とプロセス改善
2003年、LEGOは売り上げが30%下がり、倒産寸前の状況にあった。
この時、テーマパークを売却し、商品ラインアップを削減し、製造プロセスの改善を進めた。
また、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、新たなビジネスモデルを構築した。
これにより、LEGOは危機を乗り越え、現在も世界中の子供たちに愛されるブランドとして存続している。
まとめ
これらの企業は、それぞれ異なる方法で危機を乗り越えた。
その手法は、外部からの投資、大胆な資金調達、創業者のリスクテイク、苦渋の選択、そしてDX化とプロセス改善など多岐にわたる。
これらの事例から学べることは、困難な状況に直面した時、創造的かつ決断力を持って行動することが重要であるということだ。
やっぱり一番重要なのは諦めずに、どうにかして活路を見出すこと。そして、時には運の強さも重要なファクターになる。
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