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ブランド名の決め方には3つの法則があった
ビジネスアイディアを考えプランを作成したは良いが、商品やサービス、そして会社名などのいわゆる”ブランドネーム”を何にするかで悩んでしまうケースは以外と多い。響きが格好よく、海外の人達にも覚えてもらいやすい。そして、時間が経っても色あせない、そんな優れたブランド名を考えるのは容易ではない。一方で、成功する名前を付けるのは、グローバルブランド構築の第一歩でもある。
人気のブランド名は偶然ではない
世界的なブランドをそのブランド価値を包括的に分析しランキングする、InterBrandが発表しているブランドランキングを統計的に分析し、成功事例を元に分析したパターンを元に、成功するブランド名に関する3つの法則を紹介する。
Best Global Brands 2019 – InterBrand
InterBrandブランドランキングのTop 30のうち、60%が下記の2つ以上の条件を、そして、実に86%がいずれかの条件を満たしているという結果になった。
1. 長さはアルファベットで5文字から10文字以内
歴史的に見て成功しているブランド名のその多くが英語のアルファベット表記で、5文字以上で10文字以内である。これは短くて覚えやすい、書きやすいだけではなく、最近ではメールやTwitterなどのデジタルメディア上でもメリットが大きい。
例:
- HONDA (5文字)
- Disney (5文字)
- Microsoft (9文字)
- Starbucks (9文字)
- Facebook (8文字)
2. 同じアルファベット文字が2回以上繰り返されている
英語圏の人達から見ると、ブランド名に同じ文字が2回以上入っていると、なんとなく可愛いイメージがあり愛着が湧きやすい。
例:
- Apple (pが2回)
- Google (oが2回)
- CocaCola (Cが3回、oが2回)
- Toyota (oが2回)
- Canon (nが2回)
3. 子音 (硬音) の文字を最低でも1つ含んでいる
子音文字とは、発音した時に「ア・イ・ウ・エ・オ」の音以外になる文字で、その中でも硬音は英語で発音した際に硬い印象がある文字。具体的なアルファベットでいうと、”Z, B, T, G, Y, H”がそれにあたる。
例:
- SONY (Y)
- IBM (B)
- Uber (B)
- BMW (B)
- Amazon (Z)
これからの時代のグローバルブランドを目指して
特にインターネットが発達した現代では、最初からブランドを世界発信する事が可能である。その一方で、ネーミングに関してもこれまでの方法論がなかなか通用しなくなっていている事も事実。既に世界のどこかで利用されている名前は使う事が難しく、日本語では発音出来ても、英語圏の人達には発音しにくい名前は定着しにくい。
そして、今後はデジタルネイティブと呼ばれる若者達にも受け入れてもらえるように、モバイルアプリやソーシャルメディア上での利用に対しても相性が良く無ければならない。btrax社ではブランド名の発案を含むブランディングサービスも提供しているので、興味のある方は是非お問い合わせを。
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世界有数の市場規模を誇る日本でのビジネス展開に向けて、貴重な学びの機会となりましたら幸いです。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。