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著名10ブランドのハロウィーンキャンペーン
アメリカは10月の下旬に入ると街がハロウィーン一色になってくる。それに合わせ各ブランドもハロウィーンにちなんだキャンペーンを行う。
その特性上、少し怖くて少し可愛らしいビジュアルを活用したものが多く、毎年見てて楽しくなる。ということで、今回は10の署名ブランドがこれまでに行ったハロウィーンにちなんだ広告キャンペーンを紹介する。
今回紹介するブランドは:
- マクドナルド
- ハイネケン
- ギネス
- コーラ vs ペプシ
- メルセデス vs BMW
- Oreo
- Ikea
- Jeep
マクドナルド
ハロウィーンキャンペーンと聞いて真っ先に思いつくのがマクドナルド。
毎年ちょっとした遊び心があり、シンプルながらも印象に残るビジュアルを作成している。
ハイネケン
マクドナルドと同じレベルで毎年ハロウィーンキャンペーンに力を入れているのがビールブランドのハイネケン。
かなりリアルな写真とグラフィックを活用してホラー演出をしている広告が面白い。
ギネス
こちらもビールブランドのギネス。
黒ビールの代名詞である同ブランドは、ビールの”泡”を使った表現をしている。
コーラ vs ペプシ
何かとライバル関係になりがちなコーラとペプシだが、ハロウィーンキャンペーンでもちょっとしたライバル合戦が勃発した。
まずペプシが左の写真の広告を掲載。キャッチコピーは “We wish you a scary Halloween!”.
それに対して今度はコーラの方が同じ写真を使って “Everybody wants to be a hero!” と表記した広告で応対した。
この “プロレス” 状態のキャンペーンは大きな注目を集め、お互いにとってポジティブな結果となった。
メルセデス vs BMW
もう一つのライバルブランドがメルセデスとBMW. 様々な場所で対戦が見られるこの二つだが、以前にハロウィーンにも一悶着あった。
まずBMWが同社USAのSNSアカウントに左のようなベンツがBMWの被り物を被った写真と “Now every car can dress up as its favorite superhiro (みんな憧れのヒーローのコスプレができます) のコメントをポスト。
それに対して今度はベンツの方が似たような写真に “Behind the cover, there is only one here. (カバーの下には本物のヒーローがいます) と表記した広告で対抗した。
見ている側からするとかなり楽しいバトルになった。
Oreo
クッキーブランドのOreoも毎年ハロウィーンの時期にクリエイティブなキャンペーンを行っている。
キャッチコピーが “Milk’s favorite cookie” なだけに、下記のようにミルクとクッキーだけで満月や牙などのハロウィーンにちなんだクリエイティブ表現をしている。
IKEA
これはIKEAが2020年に行ったシルエットキャンペーン。商品の家具を工夫して少しおばけっぽいシルエットを演出。
通常のカタログに近いレイアウトながらも上手にハロウィーン感を出している。
Jeep
自動車ブランドのJeepは、その特徴的なフロントグリルを活用し、かわいいイラストベースのハロウィーン広告を作成。
いつもはオフロード感満載のブランドイメージだが、ハロウィーンの時だけは親しみやすいイメージを打ち出した。
まとめ
今回は8社のハロウィーンキャンペーンをご紹介した。
ブランドイメージを保ちながらも遊び心のあるクリエイティブを使用したキャンペーンや、あえてライバル社と同じクリエイティブを使用してキャッチコピーで応戦する形で話題を集めるキャンペーンなど、思わずクスッとするものも多かったのではないだろうか。
2023年のハロウィンキャンペーンにも注目したい。
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