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世界に羽ばたけ!英語とiPhone開発(Swift)を同時に学ぶおすすめの方法
近年、英語学習に加えて、プログラミング学習も人気が出てきている。アメリカのオバマ大統領やザッカーバーグ、故スティーブ・ジョブズなどもプログラミングの学習と教育の重要性を語っているようにプログラミングができることで広がる可能性は大きい。
また、アプリを作ってストアに公開すれば世界中の人に使ってもらえる環境が整った今、国内市場だけにとどまる理由はなく英語とプログラミングの両方の必要性はますます増している。
今回は、プログラミングの中でももっとも人気があるiPhoneのアプリ開発と英語の両方を同時に学ぶ方法について紹介しよう。
プログラミングはもうそんなに難しくない
とはいっても、プログラミングと聞くと尻込みする人も多いだろう。しかし、技術は進化しており、簡単なiPhoneアプリを作るくらいなら、そこまで難しくなくなっている。
数学ができないとプログラミングができないというのはよくある思い込みだ。簡単なアプリを作る場合、複雑な計算は必要なく、ルールに沿って記載していくという点では、数学よりも国語に近い部分すらある。
iPhoneアプリの開発は、Xcodeというすぐれたツールによって、UIはパワーポイントのような画面である程度まで作ることができる。またプログラミング言語も、難解だったObjective-Cだけだったのが、新言語のSwiftが登場したことで、初学者にも馴染みやすいものとなった。
ストーリーボードという仕組みで直感的にUIを作っていくことができる
アメリカではエンジニア(プログラマ)はモテる職業
「あなたエンジニアだからモテるでしょ」 アメリカに来て言われて一番驚いたのがこの言葉だ。
私自身がエンジニアなのでとても残念だが、日本ではエンジニアはどちらかというとモテない仕事だと思う。年収が低いイメージがあるのと、デスマーチなどの言葉があるように、過酷な仕事というイメージが強いのもあるだろう。合コンでも、女子ウケがよいということはあまりない。
しかしアメリカでは、収入の高い仕事の代名詞となっており女性にもモテるらしい。金髪美女の彼女がほしいなら、エンジニアになるのが近道だ。それでは、英語とプログラミング、特にSwiftでのiPhoneアプリ開発を学ぶ方法を紹介しよう。
1. 見て学ぶ
もっとも分かりやすくおすすめなのが、チュートリアルの動画を見ることだ。iOSの開発ツールのXcodeの使い方は本では分かりにくい。また、動画であれば英語が理解できなくても、内容は理解できることが多い。
YouTube
YouTubeには多くのチュートリアル動画が公開されている。特定の機能についての解説動画だけでなく、開発の方法を一からシリーズで解説していくものも多い。
YouTubeにはリスニングが苦手な人にもうれしい機能がある。まず、再生速度を0.5倍にすることができる。また、英語字幕を表示することができる。字幕は動画の音声から自動生成される場合が多いが、英語であればかなり高い精度で生成される。再生速度も字幕も、動画右下のメニューから設定を行える。
iOS Development with Swift Tutorials
チュートリアル動画を多数公開しているthenewbostonのチュートリアル動画
Developing iOS 8 Apps with Swift
スタンフォード大学が提供するSwiftによるiOS開発の授業。丁寧に解説を行っている。
他にも多数の動画がある。基本を押さえた後は、「TableView」などというように、自分が知りたい内容の動画をキーワードで検索するとよいだろう。
udemy
「udemy」は専門的な技能・知識を持った個人がオンラインコース を提供できるC2Cの教育プラットフォームのパイオニアで、ベネッセとも提携を行っている。すでにコースの数は30,000を超えており、
iOS開発に関する多くの講座が公開されている。初心者向けのものも多いが、実際のゲームを作る様子をステップバイステップで解説してくれるような、ある程度知識がある人にも勉強になるものもある。 価格は数百ドルで、動画の長さも10時間以上のボリュームのものが多い。
udemyには300を超えるiPhone開発に関する動画がある
2. 読んで学ぶ
最新のドキュメントは翻訳が遅れる、また翻訳されないことも多く、英語のドキュメントを読むことが重要となっている。また、バグやエラー困ったときも、英語のほうが解決方法が早く見つかることが多い。
公式ドキュメント
AppleのSwiftについての公式ドキュメント。内容が最新で、もっとも信頼性が高いが、少々難解で長いので初めはチュートリアルから行ったほうがよいかもしれない。
The Swift Programming Language
チュートリアルサイト
文章とスクリーンショットで開発の方法を紹介しているサイトが多くある。動画と比べると情報量は落ちるため、経験が少ない初めのうちは理解できないことも多いが、全体をすぐに把握できるため慣れてくると動画よりも便利な場合が多い。
多数のサイトがあるが、丁寧で充実したチュートリアルが売りのraywenderlich.comがおすすめだ。動画のチュートリアルも基本的に有料だが提供している。
Kindleの洋書
アメリカでは日本よりも電子書籍が普及しており、技術書も必ずといっていいほど翻訳される。また、個人が作った解説書のようなコンテンツも見つけることができる。日本のAmazonでも検索すれば洋書の技術書が見つかる。ただ、分量も多いので読むのは少し大変だ。チュートリアル等でなれてから、読むのがよいと思う。
Kindleの書籍の例
- Beginning iPhone Development with Swift: Exploring the iOS SDK
- iOS 8 App Development Essentials – Second Edition: Learn to Develop iOS 8 Apps using Xcode and Swift 1.2
3. 交流して学ぶ
多数のエンジニア、iOSの開発者のグループが存在する。最新の情報がやりとりしたり、質問を投稿することもできる。
Stackoverflow
エンジニアの巨大Q&Aサイト。その情報量は圧倒的で、ほとんどのエラーの原因はここで調べることができる。回答もスクリーンショットを使うなど詳しいものが多い。誰でも登録して質問できるので困ったら気軽に聞いてみよう。Stackoverflow
SNSのコミュニティ
Google+には、Google+ Community iOS Developersのような多数のiOSエンジニアが集まり、情報交換を行っているグループがある。FacebookにもSwift iOS Developmentもようなグループが多数ある。
アプリの世界は日進月歩 情報はすぐに古くなる
アプリの開発技術は日々進歩している。iOS自体のバージョンも毎年上がるし、開発ツールのXcodeのバージョンも上がる。さらに開発言語のSwiftは新しい言語であり、頻繁にバージョンが上がっている。
古いやり方を解説した動画やサイトがそのまま残っていることが多いので注意しよう。動画やサイトには、iOSやXcode、Swiftのバージョンが明記されているので、読む前にそれをチェックする癖をつけるようにしてほしい。
btraxではiOS開発と英語を学びたいインターンを募集中
最新のテクノロジーとユーザーエクスペリエンスを日々研究、開発しているbtrax社では、現在、米国市場向けのモバイルアプリ(iOS)を開発している。米国向けのモバイルアプリの開発とデザイン、グロースハックを行うインターンシップを募集している。
インターンでは、自分の開発したアプリについてベイエリアでユーザーヒアリングを行ったり、米国のユーザーからフィードバックを得る機会が得られるなどの体験を提供する予定。また、業務の合間や休日にハッカソンに参加したり、セミナーに参加してベイエリアのエンジニアと交流することもできる。
photo by hackNY.org
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- オンライン参加(こちらよりご登録いただけます。)
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世界有数の市場規模を誇る日本でのビジネス展開に向けて、貴重な学びの機会となりましたら幸いです。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。