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  • Oct 27, 2017

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ドローンは「動かす」から「乗る」時代へ

昨今のAIの進歩により、車の自動運転が身近なものになろうとしている。自動車メーカーは次世代の自動車産業のリーダーになろうと、自動運転技術の開発に日々汗を流している。しかし、自動運転技術の開発競争は何も道路の上だけではない。自動運転というと、車の話ばかりが話題になりがちだが、その先をいく乗り物の開発も熱い。ドローンだ。そして、これはSF映画の話でも、遠い未来の出来事でもなく、すぐそこまできている。

関連記事:空撮を超えたドローンの新たな活用方法10選

ドローンの使われ方の変化

ドローン市場はアメリカでは過去4年の間約200%の成長を毎年続けている最もホットな市場のうちの一つである。技術の進化と量産化の実現により、ドローンを“空に飛ばす”ことが昔に比べてはるかに容易になってきている。昔は、高額で主に農業用の機械として使われていたが、現在では、ラジコンのおもちゃのように子供が公園で遊ぶものから、プロのカメラマンが使う高性能カメラのついたものまで、用途も金額も様々だ。

また、アマゾンに代表される運送への利用だけでなく、上空からの地形の把握や、ネットへのアクセス範囲を広げるために使われるなど、ビジネスの分野でも活躍の場を広げている。この様に、価格も用途もここ数年で多様化してきたが、これまでのドローンの使われ方に共通しているのは、人が遠隔操作を行うという点である。

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出典:Drones: A Tech Growth Market in the United States

もし、ドローンを操縦できたなら?

しかし、ここに来て新しい使われ方が誕生しようとしている。サンフランシスコにあるスタートアップ企業のKitty Hawk(キティ・ホーク)が、人が乗って操縦できるドローンを開発しているのだ。この会社はGoogleの共同創設者かつAlphabet(アルファベット)CEOのラリー・ペイジが投資していることでも知られる。すでにプロトタイプでの飛行は成功しており、その動画はYouTubeでも話題になった。

今年中に販売される予定だったが、現在ホームページでは「今年中に詳細を発表する」に変更されている。操縦にあたって、操縦士免許の様な特別なライセンスは必要なく、同社はアメリカ国内であれば、周りに障害物のない水上なら機能的にも法律的にも問題ないとの見解を示している。

ドローン × AI = 空飛ぶクルマ

さらに進んで、自ら操縦することなく、もし、ドローンで好きな場所に移動できたらどうだろうか。ライド・シェアリング・サービスで急成長中のUber(ウーバー)や、航空機を製造するAirbus(エアバス)などが今後5年から10年で商用化を見据えているのが“空のタクシー”である。自動運転で、主に電気を動力としているので環境にも優しい。まさに私たちが思い描く「未来の乗り物」である。

基本的に初めはA地点からB地点の決められた区間を往復するものだが、やがて環境が整えば、好きな場所に呼んで好きな場所で降りられるようになるかもしれない。実際に、Uberは自社のライドシェア・システムを空のタクシーに応用しようとしており、2020年までにドバイなどで実用化するつもりである

また、バック・トゥ・ザ・フューチャーで有名なデロリアンの産みの親であるジョン・デロリアンの甥っ子ポール・デロリアンが立ち上げたDeLorean Aerospace(デロリアン・エアロスペース)は、より高性能な機体を作ろうとしている。折りたたみ式の翼をつけることで収納性を高めたほか、また万が一スクリューが止まった時に滑空できる安全性を備えている。

ちなみに、上記のドローンの様に、垂直に離着陸でき滑走路を必要としない乗り物は“Vertical Take-Off and Landing (VTOL) vehicles(垂直離着陸機)”と呼ばれ、“VTOL”という言葉が数年後にはバズワードになる可能性があるのでビジネスマンは押さえておくといいかもしれない。

関連記事:ドローン産業に起こるであろう4つの変革

空飛ぶクルマ × ドバイ

ドバイでは慢性的な交通渋滞を解消するために、この”空飛ぶクルマ”事業を積極的に支援している。このために、中国やヨーロッパの会社とも協力しており、つい先日、あるドイツ企業の空飛ぶクルマ「Volocopter(ヴォロコプター)」がドバイでデモを行い、世界で初めて「過酷な気候条件下」での飛行に成功した

Volocpterの見た目はヘリコプターに似ているが、大きなプロペラの代わりに18個の小さなプロペラを回転させることで、騒音が7分の1に軽減されている。スマホで呼ぶことができ、一定のエリアでは自動運転をしてくれる。それ以外では、センサーとAIの制御により、ジョイスティック1本で簡単に操作することができる。

ドバイの探究心はこれだけに止まらない。なんと、上記で紹介したKitty Hawkの様な1人乗りのドローンを警察に導入する予定だ。ドバイではランボルギーニのようなスーパーカーがパトカーとして使われていることは有名な話だが、今後空飛ぶクルマの導入でスーパーカーではカバーできない場所までパトロールする予定だ。インフラだけでなく法律の整備や人々の不安感の解消など、まだまだクリアしなければならない課題は多いが、それも時間の問題である。となれば、日本が東京オリンピックに盛りがっている間に、ドバイのお金持ちたちは“空飛ぶクルマ”で通勤しているかもしれない。

これまでの「ドローン」のその先へ

ドローンの登場によって安価な飛行技術が普及した。ここに自動運転技術が加われば、人件費の高いパイロットを雇わずに空での安価な人の移動を可能にする。もはや、空飛ぶ乗り物が行き交う世界は、スターウォーズやバック・トゥ・ザ・フューチャーの中だけの話ではない時代がすぐそこまできているのだ。ここまでくれば、そもそも移動手段として、わざわざ渋滞に苦しむ車を使い続ける必要はなくなってくるのかもしれない。バック・トゥ・ザ・フューチャーの中で、タイムマシーンの開発者ドク・ブラウンは未来に向かう途中でこう言った。

Roads? Where we’re going, we don’t need roads.
道?今から行こうとしているところには、道なんて必要ないさ

参考:
“Drones: A Tech Growth Market in the United States”“UBER REALLY SERIOUSLY PROMISES FLYING CARS BY 2020″“A Flying Car From Delorean Really Won’t Need Roads”“Dubai Police take delivery of hoverbike flying patrol vehicle”

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