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  • Mariko Higuchi

    Mariko Higuchi

    Marketing Specialist

    Marketing and PR specialist at btrax with a strong focus on Digital Marketing and Startups for Japanese audiences.

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  • Mar 22, 2017

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料理が苦手でもおいしく作れる!- アメリカで人気の自炊サービスとは

現在、米国では食品の配達サービスが注目されている。これらのスタートアップが2014年にはベンチャーキャピタルから合計で1,000億円もの投資を受けており、これからも成長する市場であると予測されている。

フードデリバリーサービス市場

オンラインのプラットフォームが世界中に浸透したことで、食品の流通にも影響がみられている。マッキンゼーの調査によれば、2015年から2018年にかけてオンラインのフードデリバリーサービスが年間25.0%増加すると予測されている。

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この市場はヨーロッパや米国ではすでに成長を見せているが、アジア、中南米、中東はまだ普及が始まったばかりのようだ。オンラインフードデリバリーサービスを普及させるのに必要なものは、業界全体の資金調達水準の向上とマーケティング予算の規模の拡大が重要となってくるだろう。

このデータにあるフードデリバリーサービスとは、ピザのデリバリーサービスをはじめGrubhubやJusteatなど、レストランで作った料理を遠くに住む顧客へ運ぶサービスを指している。サンフランシスコではUberEATSがよく利用されている。

現在は調理されてものだけではなく、食材が届いて料理を作ることができるフードデリバリーサービスに注目が集まりつつある。これらは、フードボックスデリバリーサービスと呼ばれ、いくつもの企業が参入している。ユーザーは食事をする人数、メニューの種類や料金によって自分の好きなボックスを定期購入という形で利用している。

フードボックスデリバリーサービス参入企業一覧

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 BlueApron (ブルーエプロン) – 本格料理を自分で作る

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一覧の中からひとつサービスを紹介しよう。ブルーエプロンは厳選された農家から、レシピ付きで直接ユーザーに食品を届けるサービスである。毎週のメニューが決まっており、サービスに登録すると週に1度3日分の食材とレシピが届く。

これは米国食糧のほぼ半分が無駄になっている現状を解決するために考えられた方法である。毎週注文される食料が決まっているため、農家は必要なものだけを栽培することができる。

さらに食材はレシピに必要な分だけ届くので、ユーザーは余分な食糧を残すことがない。調味料も使う分だけ届くため、頻繁に料理をする時間がない人でもレシピ通りに料理を作ることが可能である。メニューが豪華なため、料理を作るのに1時間ほどかかる。

Blue Apronを実際に利用してみた

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わたしはアメリカに住んでいる間はBlue Apronを利用している。車を持っていないので、スーパーから家まで歩いて食品を運ぶのが大変であり、Uberで運んだとしても毎回往復で$10ほどのコストがかかる。
以下のコストを考えると、1週間に6食分を$56で届けてくれるのは、ありがたいサービスである。

  • 買い物に費やす時間:1時間 × 4日 = 4時間
  • メニューを考える時間: 20分 × 7日 = 2.2 時間 
  • 料理に失敗して悲しい思いをする時間 = 約1時間
  • Uberでの往復料金:$10 × 4日 =  $40

そしてイタリアン、アメリカン、スパニッシュなど、料理のレパートリーも増やすことができる。さらに友達を呼んで一緒にご飯を作ったりできて楽しい。

その他、ユニークなフードデリバリーサービスが存在する

 1. Imperfect (インパーフェクト) - わけあり野菜デリバリー

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インパーフェクトは見た目がちょっとだけ悪い「アグリー」な野菜を30%〜50%の価格で購入できる野菜のデリバリーサービスである。

このサービスはメリーランド大学の学生が2011年に初めた「Food Recovery Network」というプロジェクトがもととなっている。Food Recovery Networkは大学のカフェテリアから食料廃棄物を回収し、米国中の飢餓に苦しむ人々に寄付をするプロジェクトであり、150ヶ所の大学キャンパスから約80万キログラムの食料を回収して、アメリカ中の飢餓に苦しむ人々に寄付することに成功した。

その後、農家から野菜を出荷する際に5分の1の野菜が規格外品として捨てられてしまう農産物を救う取り組みを行うことに可能性を見出し、現在のサービスに繋がった。

2. Munchery (マンチェリー) – 作る手間なし、チンして完了

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マンチェリーはチルド商品を配達するデリバリーサービスである。注文するとレンジで温めるだけで食べられる食事が届く。約10種類のメニューから日替わりで商品を選んで購入することができる。クッキングキットも販売されており、自分で作ることも可能である。早く作れるメニューを揃えているので忙しくてもすぐに作って食べることができる。

ユーザー注文すると地元のフードバンクに寄付し、困っている人に食事を提供する仕組みになっており、現在までに200万以上の食事を寄付している。

3. Sprig (スプリグ) - 健康・ダイエット料理を自分で作る

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スプリグはローカロリーで健康的な料理を配送するデリバリーサービスである。

オンライン教育サービスUdemyの共同設立者であるGAGAN BIYANIが立ち上げたサービスで、仕事で忙しく栄養のある食事を毎日取ることが難しいと感じているユーザーの問題を解決するために創られた。

同社は提供する料理の食材にもこだわっており、乳製品であれば抗生物質が含まれない餌を食べて育った家畜、野菜であればオーガニック野菜を使用している。

アメリカのスーパーマーケットではファミリーサイズのものが多く売られており、買い出しをするだけでも運ぶのが大変である。また家畜飼育環境も問題視されており、肉製品を食べるには注意が必要である。生肉や生卵を食べることは推奨されていない。そういった環境化でユーザーのニーズに答えたこれらのサービスは大きく成長している。

日本市場の可能性

日本ではどうだろうか?近くのスーパーマーケットやコンビニなので手軽に安くて安全な商品を購入することができるが、仕事が忙しい社会人が健康的な料理を調理して食べることはなかなか難しいのではないだろうか。

2010年に行われたマクロミルの「全国の既婚女性の夕食を料理する頻度の調査」によると、「ほぼ毎日夕食を調理する」と答えた人は専業主婦で80%、共働きで69%という結果が出ている。現在では共働きで料理を作る必要がある女性はもっと増えているだろう。スーパーで食料を購入し、その後調理をし、家族に食べさせるといった作業には多くの時間がかかり、苦労している人もいるのではないだろうか。

こういったマーケットは日本でも市場が拡大しそうな予感がする。

関連記事:
・【ネットで気軽にオーダー】海外で話題のフード系サービス20選
・あなたはきっと知らない。サンフランシスコの○○○イノベーション【btrax voice #3 Mark Wake】

参照:
“The changing market for food delivery”
“9 meal delivery services: Which one is right for you?”

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日時: 2017年5月24日(水) 10:30-20:00
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定員: 200名
チケット: 4,000円〜13,000円

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