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  • Oct 24, 2016

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アメリカ企業からみた日本企業 – グローバル人材とは?

私はここシリコンバレーでこちらの新しいスタートアップやビジネスモデルを発掘し、主に日本市場に対して展開するということを行っています。

こちらのスタートアップ企業と話をしている時に感じることは、日本の優先順位が昔と比べて下がってきているということです。昔はアメリカの次に日本市場は魅力的でアメリカの企業にとって、日本進出は非常に優先順位が高かったのですが、今はそうではありません。あくまでOne of themです。

私たち日本企業はそのことに気づかなければいけないと思います。私たちは魅力的な日本企業なのだから、特別な対応をしてくれるだろうであったり、ベンダー側が日本進出の準備ができるまで待っていようというスタンスでは、積極的に新しいテクノロジーを採用して、企業価値を高めようとしている企業と競争することは難しくなってくると思います。

私は日本が大好きで、日本企業が強くなることは日本の国力強化に繋がると思っていますので、そこに非常に危機感を感じています。

民族の多様性が溢れるシリコンバレー

ここシリコンバレーには日本人が想像する所謂「白人」アメリカ人というのは少ないです。インドや中国などから来ている方が多く、非常に多様性溢れる場所です。異文化を受け入れる、というか皆に当てはまる一つの文化というのは存在していなくて、異なることが当たり前という感じです。

その中で日本人であることのアイデンティティを強く持つことに何か意味があるのだろうか、日本中心に物事を考えることに意味があるのだろうか、常々考えています。

先日開催されたあるパネルディスカッションで感じたことから、今回は「グローバル人材」という言葉に焦点を当ててお話させて頂きたいと思います。

ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんがシリコンバレーを視察

先日、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんがシリコンバレーにやってきました。様々な企業の訪問などをされたようです。

田村淳のシリコンバレーツアー2016 LOGSTAR より

そのツアーの中で、シリコンバレーで活躍する日本人10名をパネラーに迎えたパネルディスカッションが実施されました。淳さんはさすが数々の人気番組のMCをやられているだけあって、話を回すのが非常に上手でした。ファシリテーションの参考になりますね。

さて、そのパネルディスカッションの中で色々と考えされられることがありましたので、ご紹介します。

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(画像)

シリコンバレーで起業した日本人CEOが考えるグローバル人材とは

パネラーとして参加されていたDrivemodeというスタートアップのCo-Founder兼CEOの古賀洋吉さんがグローバル人材について以下のような発言をされていました。

  1. 外国で働いていて、日本の小ささを理解している人からは「グローバル人材」という発想は出てこない。「日本」と「それ以外の国」の2つに分けて考えている場合、そのような発想が出てくるのです。「それ以外」の大きさを実感すると、「グローバル」という言葉は安易に使えなくなってくる。
  2. 現地のことは自分にはわからないのだから、うまく現地の人と協力して任せよう、という謙虚な気持ちになります。「このビジネスで全世界をカバーしよう」とは思わない。ある場所で成功しても、ものすごく狭い範囲で成功しただけで、世界に広めるのはまた別のテクニックが必要。
  3. 現地のことを全く知らない「グローバル人材」とかいう駐在員が日本からやってきて、現地でビジネスをやろうとするが、うまくいくわけがない。やっと現地のことを分かった頃に帰任、また現地のことを知らない新しい人がやってくる。それを繰り返す。経験が引き継がれない
  4. 日本の企業は、「海外事業部」という部署を作って、そこで全世界をカバーしようとする。日本とそれ以外、の2つしか見ていない

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(画像ソース)

私は所謂、駐在員という立場でここシリコンバレーで活動しています。耳が痛いことも含め、色々と感じることがありました。

グローバル人材を定義すると

私自身、昔から漠然と海外で働いてみたいなぁ、世界を股にかけるビジネスパーソンって何か格好良いなって思ってました。父親が海外駐在が多かったということも影響しているのでしょう。

ところで、グローバル人材って何なのでしょう。

グローバル人材とは、世界的な競争と共生が進む現代社会において、日本人としてのアイデンティティを持ちながら、広い視野に立って培われる教養と専門性、異なる言語、文化、価値を乗り越えて関係を構築するためのコミュニケーション能力と協調性、新しい価値を創造する能力、次世代までも視野に入れた社会貢献の意識などを持った人間です。

出典:「産学官によるグローバル人材育成のための戦略」(産学連携によるグローバル人材育成推進会議,2011年4月)

「グローバル人材」の概念を整理すると、概ね、以下のような要素です。

要素Ⅰ: 語学力・コミュニケーション能力

要素Ⅱ: 主体性・積極性、チャレンジ精神、協調性・柔軟性、責任感・使命感

要素Ⅲ: 異文化に対する理解と日本人としてのアイデンティティー

このほか、幅広い教養と深い専門性、課題発見・解決能力、チームワークと(異質な者の集団をまとめる)リーダーシップ、公共性・倫理観、メディア・リテラシー等。

(出典)「グローバル人材育成推進会議中間まとめ」(2011年6月) グローバル人材育成推進会議

なるほど、外国語が出来て、異文化を理解して、でも日本人としてのアイデンティティを強く持っているということなのでしょうかね。

デジタルビジネスを勝ち抜くために

新しいテクノロジーを採用することは当然リスクがありますが、より良いテクノロジー、イノベーションを積極的に取り入れようとチャレンジしていかないと、先進的な企業に置いていかれる、そして、このデジタルビジネスが前提となる世界においては、ロケーションはあまり重要ではなく、自分たちのビジネスが海外の先進的な企業によって、浸食されていくという危機感を強く持たなければいけないと感じています。

私たちNissho Electronics USAはここシリコンバレーに拠点を構え、このような変化を肌で感じることができますので、テクノロジーだけではなく、こういった危機感の共有なども日本の皆様に対して発信していければと思っています。お問い合わせフォームより、どうぞお気軽にお問い合わせください。

*上記の記事はNissho Electronics USAのブログから転載したものです。元記事はこちらから

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