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  • Sep 22, 2016

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大企業のためのオープンソースとの上手な付き合い方

フィンランドの大学生であるLinus Torvalds氏が1991年に発表したLinuxは、その後爆発的に普及し、2016/8/25に25周年を迎えた。1990年代においては「おもちゃ」と揶揄されていたが、現在はサーバ市場をほぼ独占、またアンドロイドまで含めると、数十億を超えるデバイスで稼働している。そして、今年は25周年を祝うパーティーLinuxconが開催されるほどにもなった。(私も参加してきました)

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また、Linuxの発展は単なるカーネルの進化にとどまらず、エコシステムの進化にも及ぶ。現在のLinux Foundation配下には50以上のオープンソースプロジェクトが存在する。

Cloud Foundry、Open Container Initiative、Open Daylight、OPNFVなどが代表的なプロジェクトである。Linuxの歴史はオープンソースの歴史と言っても良いかもしれない。

来年からはLinuxconもOpen Source Summitと名前を変えるようだ。オープンソースの勢いを様々なところで感じられる今、今回は改めてオープンソースに焦点を当てた記事をお届けする。

オープンソースのメリット

著作権保持者がどんな目的のためでもソフトウェアを、学習、変更、そして配布するための権利を提供するというライセンスに基づき、誰でも利用可能なソースコードである。

メリットとしては、以下があげられる

  1. 基本ソフトウエアそのものは無料で使用できる
  2. ソースコードが公開されているため、自らバグの修正や機能追加が可能である
  3. コミュニティによるスピード感ある開発、プロジェクト間の連携、Use Casesの共有などといった恩恵を受けられる
  4. ベンダーロックインを回避できる

一方、メリットの裏返しでセキュリティリスクやベンダーサポートが受けられない、スキルを持ったエンジニアがいないなどのデメリットもある。良し悪しを理解した上で適材適所での利用が必要となってくる。

注目のオープンソースプロジェクト

さて、冒頭でも触れたが、Linux Foundationでは現在50を超えるオープンソースプロジェクトを運営している。その中で私が注目しているのは、Cloud Native Computing Foundationである。

Cloud Native Computing Foundationはコンテナやマイクロサービスなど新しいコンピューティングのモデルの採用を促進する団体で、Google、Docker、Redhatなどによって運営されている。

Googleで10年以上稼働しているコンテナシステムのBorgをベースに開発され、多くの企業でコンテナのオーケストレーションツールとして利用されているKubernetesの管理をGoogleから委譲されたことも有名である。以前のブログでも紹介したようにコンテナ環境の採用は進んでおり、オーケストレーターの必要性が高まってきている。

参照 : VMwareとどう違う?Dockerに見るコンテナ型仮想化サービス

代表的なオーケストレーターとしては、Docker Swarm、Kubernetes、Mesos + Marathonがあげられ、どれもPros/Consありますが、OpenStack連携の事例があったり、コミュニティが最も活発なのはKubernetesである。

コンテナのオーケストレーターを今後もWatchしていくにあたり、Cloud Native Computing Foundationに参加している各社の動向や思惑を注視していきたいと思う。

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また、次に注目しているプロジェクトは、Fintech界隈を中心に盛り上がりを見せるブロックチェーンを推進するHyperledgerプロジェクトである。2015年12月にスタートし、Accenture、IBM、Intelなどが参加している、

ブロックチェーン技術を活用した堅牢な商取引システムを作るためにはどのような要件が必要なのか、などの議論、共同検証が進められている。ブロックチェーンのユースケースは金融分野に限ったものではないので、様々な分野への応用が期待されますので、注目のプロジェクトと言える。

ブロックチェーンについて:ビットコインだけじゃない、ブロックチェーン技術を使った注目のスタートアップ

投資家からみたオープンソース

8月に開催されたOpen Stack Days Silicon Valleyではベンチャーキャピタリストに転身したSDN界隈のレジェンドであるMartin Casado氏(元Nicira、VMware)が、GPS(カーナビと言った方がわかりやすいだろうか)を例にとり、もはやHWと一体化したGPSは消え去り、Wazeのようなアプリをプラットフォームであるスマートフォンに入れて使うことが主流となった。

同じことがITインフラにも言え、今後のイノベーションはソフトウエアから生まれている。その中でオープンソースソフトウエアが重要になってきていますが、オープンソースの問題点はマネタイズである。

以前はメンテナンス・サポートを販売することでマネタイズを図っていたが、このモデルは古く、今はOpen Sourceをバックエンドで利用して、 サービスとして提供するというモデルが主流となってきている。

例えば、Data Analytics as a Serviceのdatabricks、Software Development as a ServiceのGitHubなどと話していた。オープンソースそのもので儲けるビジネスモデルは難しいが、それを活用することを前提とした新しいビジネスモデルがどんどん出てきている。オープンソースソフトウエアが作り上げるエコシステムをベンチャーキャピタルも注目している。

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オープンソースとの上手な付き合い方

OpenStack、Dockerなど最近の流行りのテクノロジーはオープンソースがベースとなったものがほとんどである。今回この記事を書こうと思った背景には、様々なカンファレンスなどに参加していると、アメリカの先進的な企業はどんどんオープンソースベースの新しいテクノロジーを採用している傾向があり、私たち日本企業も悪い部分ばかりを見ないで、積極的に取り入れていかないと競争力を保てなくなるのでは?という危機感を感じたことがある。

*上記の記事はNissho Electronics USAのブログから転載したものです。元記事はこちらから

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