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  • Brandon K. Hill

    Brandon K. Hill

    CEO of btrax, Inc

    CEO of btrax, Inc - Design Mentor to Startup Weekend - Contributor to TechCrunch Japan - Guest Speaker at UC Berkeley Asia Business Conference - Guest Speaker at Social Media Week Tokyo - Guest Speaker at 500Startups Japan Day

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  • Aug 22, 2016

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広告を超えたバイラル動画を活用 – 海外ブランドキャンペーン事例

ここ数年で認知度アップやブランドを構築するのに最も効果的な方法の一つがオンライン動画である。YouTubeはもちろんのこと、VineやInstagramなどで動画をアップし、Facebookでシェアする事でバズれば一気に多くのユーザーに存在を知ってもらう事が可能になる。

これから紹介する海外でバズっているブランド動画を見てみると、その共通点は商品やブランドにあまりフォーカスがあたっていない事。むしろ素人っぽい動画や、見てるだけで楽しい内容が多い。むしろその多くは見終わった後に”で、これって何に関する動画だっけ?”と思わせるほど、”広告感”は少ない。

参考: マイクロ動画アプリ Vineを活用した海外ブランディング7事例

それもそのはずで、デジタルネイティブを始めとした若者はこれまでのいわゆる”プロモーション動画”を嫌う。テレビCMに代表されるような旧式の広告宣伝は通用しない。若者達は何が宣伝であるかを瞬時に察知し、回避する。

重要なのは有益な情報やコンテンツを提供し、若者消費者層からの興味を引き、共感を得る事でエンゲージメントを高める事。統計によるとミレニアル世代の64%は興味のあるコンテンツを配信しているブランドに対して好感を持ち、31%が購入のきっかけになっていると答えている。

参考: 世界の若者に効果的なブランド構築方法

オンライン動画を活用した海外のキャンペーン事例

これから紹介するのは主にあまり知られていないブランドによる5つのオンライン動画キャンペーン事例。多くのビューワーを獲得したポイントとしては、かっこ良くするよりも面白おかしくするか思いっきりエキサイティングにする事で広告以上の価値をユーザーに届け、高いエンゲージメントを獲得した。それは同時にどれだけ”広告っぽく見えないか”が重要なポイントになる。下記の動画を見れば、オンラインでのシェア率を上げるには、見せる以上に魅せる内容である必要がある事が分かる。

1. DC SHOES: KEN BLOCK’S GYMKHANA FIVE: ULTIMATE URBAN PLAYGROUND; SAN FRANCISCO

トップラリードライバーのKen Blockが様々なロケーションで限界ドライブするシリーズのサンフランシスコ版。曲がりくねった道や急勾配をラリーカーで縦横無尽に走り抜き、見ているユーザーは興奮し、シェアせずにいられなくなる。スポンサーであるDC Shoesはほとんどと言っていい程前には出ずに、動画の一部にロゴがちらっと写る程度になっているのもポイント。

ブランド名: DC Shoes
再生回数: 約8,600万回
注目のポイント: 元々人気のあったKen Blockによる爆走シリーズの最高峰とも言えるサンフランシスコバージョン。ベイブリッジや高層ビルの立ち並ぶ市街地を封鎖して撮影した事実だけでもかなりのインパクトがある。こんな遊び心とスケールのオンライン動画はなかなか無い。非広告的作り込みではトップレベル。

2. DollarShaveClub.com – Our Blades Are F***ing Great

サブスクリプション型EコマースのスタートアップのDollarShaveClub.comによる動画。使い捨てカミソリを$1で定期購入するスタートアップのファウンダー自身が出演し、自身のサービースを”F***king Great”と表現。動画のノリからこの会社のカルチャーからカスタマーサポートに対する考え方まで伝わってくる力作。

ブランド名: DollarShaveClub.com
再生回数: 約2,300万回
注目のポイント: 自分の会社のビジョンを伝える為にファウンダー自身がプロモーション動画に出演する事が増えて来ているが、DollarShaveClub.comの場合はかなりぶっ飛んでいる。真面目に見えて実はかなりお茶目。ふざけてるようで消費者の心情に関してはかなり的を得ているところが大ヒットしたポイントだろう。

3. Android: Friends Furever

Androidのブランドイメージを伝える為に異なる動物同士のふれあいを繋げた動画。見ているだけでも微笑ましくなる内容。そして最後の最後にさりげなくとAndroidのロゴを見せる事で広告感を払拭している。

ブランド名: Android
再生回数: 約2,400万回
注目のポイント: Androidが持つ”ユーザーに優しく、仲良く、末永く”のイメージを伝える為に、スマホやテクノロジーとはほど遠い”動物”をモチーフとし、敢えてスマホやクオリティの低いカメラで撮影した動画を活用する事でYouTube上では逆にナチュラルに見える動画作品。その可愛さからシェア率も高い。

4. This Unicorn Changed the Way I Poop – #SquattyPotty

以前にアメリカの人気テレビ番組Shark Tankに出場しボロクソに叩かれたビジネスアイディア。起業家が投資家の前でプレゼンし、資金を獲得する事を目的とする番組であるが、投資家には全く評価されずに撃沈。その後、限られた予算で自主制作した動画がばバカウケし、600%の売り上げアップと$1500万の売り上げを達成した驚異的な作品。

ブランド名: Squatty Potty
再生回数: 約2,600万回
注目のポイント: お通じを良くする為にトイレに置く用の”台”のSquatty Pottyの魅力をメルヘンタッチで表現。王子様とユニーンが製品の魅力をジョークを交えて伝える。このぶっ飛び感がアメリカを中心に海外ユーザーにバカウケし、ソーシャルメディア上で一大フィーバーを巻き起こした。無名のブランド、商品であったが動画がきっかけになり、商品も大ヒットした。

5. #ManServants

サンフランシスコのスタートアップのサービス紹介動画。必要な時に出張ホストを呼べるというサービであるが、異なるユーザーのニーズをシーン別に紹介することで、サービスの良さと活用方法を視覚的に伝えている。

ブランド名: Man Servants
再生回数: 約68万回
注目のポイント: 再生回数こそ多くは無いが、スタートアップのサービス紹介動画としてはかなりユニークで、注目する価値がある。”実際こんなサービス成り立つのか?”と思える内容であるが、このサービス、いまだに続いているっぽい。

番外編: テイラー・スイフトが7歳の男の子と踊るだけの動画

ブランドは必ずしも企業だけではない。アメリカで最も人気のある歌手、テイラー・スイフトのパーソナルブランドは強力で、彼女の言動が市場を動かすとまでいわれる。そんな彼女がInstragramにアップした日常のワンシーンが多くのユーザーからの共感を得ている。

A video posted by Taylor Swift (@taylorswift) on

ブランド名: テイラー・スイフト
Like数: 200万
注目のポイント: スーパースターのテイラーが自宅と思われるリビングルームで自身の曲に合わせて7歳の男の子と面白おかしくおどる、だけの動画。これが9,000万のフォロワーの注目を集め、大ヒット。プロもビデオではプロのディレクターと膨大な予算でかっこよく見せている彼女の素の姿がティンネージャーの心を掴んだ。

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