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  • Mariko Higuchi

    Mariko Higuchi

    Marketing Specialist

    Marketing and PR specialist at btrax with a strong focus on Digital Marketing and Startups for Japanese audiences.

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  • Apr 24, 2016

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多様なイノベーション – イノベーションを起こすための7つの方法-

イノベーションとは非常に大きなトピックである。特に米国と日本では大きく話題を呼んでいるが、名前だけが1人歩きしており、意味のないバズワードになって来ているように感じられる。今回はイノベーションとは実際のところどういうものかを明確にし、どうすればイノベーションを起こすことができるかを紹介したい。

イノベーションとはあなたの会社にどのような利益・価値をもたらすのだろうか?絶対に覚えておいて頂きたいことは、「イノベーションによってもたらされる価値は企業によって異なる。」ということである。

大企業にとって、何故イノベーションが大切なのだろうか?

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上の図の87%という数字に注目して頂きたい。1955年から2014年までに創業された会社のうち、87%がもうすでにFortune500にのる企業ではなくなっている、既に存在しない会社さえある。言い換えると、Fortune500に選ばれていた企業の87%がなんらかの失敗をしたということである。

この傾向は近年、増加を続けており、企業が生まれてから倒産するまでのスピードがどんどん早くなってきている。テクノロジーの進化が全てを変化させているのだ。テクノロジーは驚くべきスピードで進化し、私たちの生活に変化をもたらしている。そのため、企業も同じスピードで変化に対応しなければ、未来はない。

これらはイノベーションを起こした企業の例である。左が企業名で、右が商品である。

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携帯電話・スマートフォンで有名なNOKIAはラバーブーツ(レインブーツ)を開発し、パソコン機器で有名なIBMはコーヒー豆を惹くミルを販売している。化粧品会社であるAVONは本を出版し、ジュエリーブランドのティファニーは文房具のラインを展開している。

変わりゆく時代のなかで、わたしたちはつい忘れてしまいそうになるが、成功を収めている大企業は何度も大きな変革を行なっている。

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下図の会社は創業100年‐200年以上の会社であるが、最低1度は変革を行なっており、IBMやGEの様な大企業も生き残るために50年に1度は大きな変革を行っている。

どうやって生き残ればよいのだろうか?

企業はこれからどのように生き残っていけばよいのだろうか?そしてあなたは自分の持っているキャリアや技術でどのように貢献できるのだろうか?

GEのCEOであるJack Welchはこんな事を述べている。

“If the rate of change on the outside exceeds the rate of change on the inside, the end is near.”
by Jack Welch Former CEO of GE

どういうことなのかというと、市場が早く変化するのであれば、あなたの早く会社は変化しなければならない。市場がもっと急速に変化するのであれば、あなたの会社はそれよりももっと急速に変わらなければならない。そうしなければ、すぐに終わってしまうだろう。ということである。

これはテクノロジー業界で顕著に現れている。テクノロジーの進歩でソフトウエアやハードウエアを扱うことが容易になってきたため、動きの早いスタートアップがどんどん立ち上り、急速に市場を拡大している。

イノベーションとは変革である

変革とはどういうものなのだろうか?ほとんどの人々、特にメディアはイノベーションを語る際に理解しやすいように商品やサービスを紹介している。例えば、iWatchやテスラなどである。しかし、イノベーションが起こる時は、突然商品が生まれてくるわけではない。

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イノベーションはCapabilities(可能性)・Concept (コンセプト)・Culture (企業文化)から生まれている。イノベーションを生み出すためにはまず、会社のコアである企業文化から変革しなければならない。そこを変えることで新たなコンセプトが生まれ、新たな可能性が生まれ、最後に商品やサービスが生まれるのである。

ここに、我々が犯しやすい問題が潜んでいる。いきなり商品を開発しようとしても、イノベーションは生まれない。すべてを変革し、そして最後にイノベイティブな商品やサービスが生まれるのである。

イノベーションにはどういった種類があるのだろうか?

これはイノベーションを分類するための、問題の定義と分野を定義を視覚化するイノベーションマトリクスである。これに当てはめることで新しい分野を発見ことができる。例えば、マイクロチップ業界はコンピュータが開発されたことにより生まれた分野である。最近ではIoTやAI、VRなどが新しい分野として生まれている。

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  1. Basic Research(問題の洗い出し)
    これは問題や分野が定義されていない段階で必要なリサーチであり、特に大学などの研究機関で行われている。
  2. Disruptive Innovation (破壊型イノベーション)
    これは問題は発見されていないが、分野が発見されている段階のイノベーションであり、スタートアップやベンチャー企業で起こったイノベーションである。
  3. Breakthrought Innovation (ブレイクスルーイノベーション)
    これは問題は発見されているが、分野が発見されていない段階のイノベーションであるり、大企業のイノベーションラボやオープンイノベーションで起こっているイノベーションである。
  4. Sustaining Innovation (持続的イノベーション)
    これは基本的にR&Dと言われており、長期間に渡り、継続して商品の改良を行うイノベーションである。

イノベーションは戦略ではなく、探求である

イノベーションを起こすためには会社の市場調査、顧客の声、社員のアイディアからインスピレーションを受けて、問題定義や新しい分野を探求する必要がある。戦略を策定することは目的を達成することであるが、イノベーションはこれから起こるものであり、目的自体を探求する必要がある。スタート地点を明確にすることはできるが、ゴールはない。

イノベーションはひとつではない。光に例えると、ずっと赤ではなく、ずっと青でもない。イノベーションは様々な角度からみることができ、また、見る人によって見え方が違うものである。サンフランシスコやシリコンバレーでは様々なスタートアップ企業がコレボレーションすることにより、新たなイノベーションが続々と誕生しているのである。

どうやってイノベーションを実現させればよいのか?

イノベーションを起こすには前例がないことに取り組まなければならない。アイディアを出した時点では賛同者はおらず、あなたは1人かもしれない。アイディアを実現させるためにはあなたがリーダーになる必要があるのだ。上司の言っていることがすべて正解とは限らない。

1. オフィスから出よう

イノベーションを起こすためにまず、オフィスから出よう。自分の業界から一旦離れてみよう。新しいアイディアは狭い空間からは生まれない。外に出て、違う分野の人の話しを聞いて、世界をみて、未来の顧客に会って話しを聞こう。

2. 面白いことをとことん追求してみよう

部屋の中で遊んでみることも大切である。子供のころを思い出して、想像力を膨らませてみたらどうだろうか?例えば、Googleは新たな価値を想像するための20%ルールを設けている。アイディアを実現させるためにイノベーションプログラムやアクセレレータプログラムに参加してみるのも良い。イノベーションやアイディエーションのプロがアイディアの実現に向けて必要な知識と技術をサポートしてくれるだろう。

3. 失敗から学ぼう

偉業を成し遂げた人々の失敗から学ぶのもいいだろう。失敗は成功のもとである。

Uber ファウンダー Travis Kalanick 驚異の失敗歴
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5. リスクをとり、それを反復しよう

イノベーションは筋肉と同じである。もしマラソンを完走しようと思ったら、ゼロからのスタートはできない。トレーニングを繰り返して、必要な筋力や持久力を付けなければいけない。

5. 大胆なゴールを設定しよう

現在、大きく成長しているスタートアップにはシンプルなゴールがあった。例えば、AppleがiPodを開発したときのゴールは「1000の曲をポケットにいれて持ち歩こう」であった。とてもシンプルであるが、とても野心的な考え方なのではないだろうか?

6. 新しいことをはじめよう

オフィスで同じ仕事をずっとしているだけでは、イノベーションは生まれない。デザイナーであれば、プログラミングを覚えよう。エンジニアであれば、デザインに挑戦してみよう。マーケターであれば、ビジネスを勉強しよう。Googleの社員はそれぞれの役割がどんどん変っていく、ハーバード大学の学生は休憩時間に違う分野の勉強・研究を行なっている。新しい分野を学ぶことによって、新しい見解が生まれるだろう。

7. 新しい市場を開拓するモチベーションを持とう

成功をおさめているスタートアップは利益を得ることが1番の目的だったわけではない、彼らは情熱で動いている。会社のスペースを借りて、同じ情熱をもつ仲間とアイディアを持ち寄ってディスカッションしてみるのはどうだろうか?もっといいアイディアが生まれるかもしれない。

あなたのアイディアを実現させてみませんか?

btraxでは、あなたのアイディアを実現させるために、イノベーションプログラムを提供しています。プログラムではアイディエーションのワークショップやサンフランシスコのスタートアップで市場調査を行うためのフィールドワーク、イノベーションストラテジストによるコンサルティングを行います。様々な大企業が企業文化のみなおし、人材育成、商品・サービスの開発のためにこのプログラムを受講し、イノベーション創出のためのメソッドを得とくして成功を収めています。イノベーションプログラムについての詳しい資料・お問い合わせはこちらから。

6月1日 (木) より応募開始! Global Challenge! STARTUP TEAM FUKUOKA

日本の企業に世界最高のイノベーションメソッドを

イノベーション創出サービスを提供するbtraxでは、イノベーションの最先端を行く本場サンフランシスコ・シリコンバレーにて、デザイン思考や、ユーザー中心デザインなど、新プロダクト・サービス発案のメソッドを通じ新規事業の創出サポートを提供しています。このプログラムはイノベーションを生み出すための人材開発にも貢献します。

海外展開のノウハウ、スタートアップ企業とのネットワーキング等も直接体験をするイノベーションブースターの詳細はこちらから。資料請求はお気軽にtokyo@btrax.comまでご連絡下さい。

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