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    Kayo Sasaki

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  • Apr 11, 2016

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-No Talk All Action!-行動に起こすことから全ては始まる【インタビュー】Blincam CEO 高瀬昇太氏

今回お話を伺ったのは、BlincamのCEOである高瀬昇太氏。“Blink”と”Camera”を繋げた造語”Blincam”を社名とする同社は、眼鏡に取り付け可能な小型カメラデバイスを開発するスタートアップである。しかし、ただの小型カメラではなく瞬きをするとシャッターが切れる仕組みになっているため、ユーザーは手を使わず眼だけで写真撮影ができるという。

この世界最速シャッター機能を持った革新的なデバイスを開発した生みの親、高瀬氏はBlincam以外にもスタートアップウィークエンドのファシリテーターとしてこれまで数々のイノベーションに携わり、起業家の支援やエコシステムの形成にも深く関わっている。また、シリコンバレーやラスベガスでスタートアップに関するプログラムにも積極的に参加し、スタートアップの文化への豊富な知見と経験を持ち合わせている。そんな今注目すべき日本人企業家であるといっても過言ではない高瀬氏にBlincamのプロダクト誕生秘話からシリコンバレーのアクセラレータープログラムでの体験談などお話を伺った。

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Q1:Blincamのプロダクトはどのようにして生まれたのでしょうか?

Blincamのスタートはスタートアップウィークエンドから

もともとBlincamを立ち上げる前にスタートアップウィークエンドは参加者として何回か参加をさせて頂いていました。その傍らで、BBT大学でMBAのクラスを受講していたんです。大学では優秀な人達が集まるのにかかわらず、活動があまりアクティブではないことに問題意識を持っており、BBTとスタートアップウィークエンドのコラボレーション企画をやってみてはどうかとスタートアップウィークエンドの運営者に提案しました。それ以降スタートアップウィークエンドに運営者として10回以上関わらせて頂きました。

以前は、会社員として働いている中で「スタートアップを始めてみたい!」というただ漠然とした思いしかなかったのですが、スタートアップウィークエンドの運営経験やネットワークを通して次第に人生をかけるようなスタートアップをつくりたいと感じるようになりました。そして、3回目の出場の際にBlincamのアイデアが生まれました。

しかしアイデアの構想はあったもののスタートアップウィークエンド最終日での実際のデモは最悪の状況でした。当時、瞬きの検知はできなかったため赤外線センサーで距離を測るシステムを導入し、瞬きの代わりに目が動いたらシャッターが切れるような仕組みを生み出しました。残念ながらラズベリーパイに詳しいハードウェアエンジニアがいなかったので、その場で試行錯誤しながらも自分で試作することになりました。

結局デバイスは動かないし、写真撮れないしで失敗に終わりましたが、この経験をバネに事業として展開していくことを決心しました。スタートアップウィークエンドは優勝がゴールではなく、起業がゴールなんです。今思えば非常に有益な経験でした。

IoTハードウェアで勝負したい

ライフスタイルに合うような何か面白いものをIoTで出来ないか考えていく内にカメラに行き着きました。特に子供の写真を撮る時、カメラを向けると不自然な表情になってしまう彼らにヒントを得ました。「実際の目で見ている瞬間をそのままの状態で写真に収めたい、瞬きするような感覚で。」と思ったんです。自分自身が眼鏡をかけていたこともあり、眼鏡に取り付けるタイプのハードウェアを思いつきました。それと、ウェブやアプリはコンテンツを作成した後も、PVやダウンロード数を一定数あげるまで根気がいる作業が必要なので、僕には向いていないかなと感じていたというのもあります。

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Q2:Blincamのチームはどのように構成されていますか?

現在、僕たちは15人のチーム編成で、ソフト面やハード面のエンジニア、アプリエンジニア、プロダクトデザイナー、UXデザイナー、ビジネスプランナー、マーケターなどがいます。うち2名はスタートアップウィークエンドで声をかけ、あとは個人のネットワークなどを通じて参加してもらいました。

どんな人材が会社に必要かは、今だから分かるようになりましたが、当時は全く分かりませんでしたね。ピッチが思うようにいかなかった経験から、ハードウェアエンジニアは絶対必要だなと強く感じましたが。まずは、僕のアイデアに共感してくれる人を中心に参加してもらいました。もちろん外部で人を雇うこともできますが、それではお金が出るだけで会社には技術が残らないので、人材の選出には手間を惜しみませんでした。

Q3:シリコンバレーのアクセラレーターではどのような体験をされましたか?

シリコンバレーで学んだこと

僕は昨年、日本のスタートアップのアントレプレナーを対象としたシリコンバレーのアクセラレータープログラムに参加しました。この2週間のプログラムでは、メンターにはEvernoteの創設者、Phil LibinやSunBridgeグループのCEO、Allen Minerなどそうそうたるメンバーがいました。プログラム内容としては、ピッチの練習やメンタリング、10人~20人を対象にした公園での街頭インタビューがあり、どれも興味深い体験でした。

このプログラムの運営会社は日本の起業家やローカルガバメント向けに広めていく上で新たなプログラム開発をされているのですが、僕も少しお手伝いさせてもらっています。また、僕は滋賀県出身なので、地元のアントレプレナーコミュニティとしてスタートアップウィークエンドの運営も担っていて、いずれ滋賀県の知事も招待してスタートアップの雰囲気を味わって頂きたいですね。

ちなみに、プログラム期間中はウェブ情報サイトVentureNowの創設者、竹内泰さんが運営しているシェアハウスFoundersBaseに宿泊していました。この場所には世界各国から企業家達が集まるので、色んな人たちと意見交換ができて良い交流ができたと思います。

アメリカにおけるスタートアップらしさとは

なお、一昨年参加したDowntown Projectというイベントも非常に印象に残っています。このイベントは、スタートアップの文化をラスベガスにも浸透させることを目的に、世界中から500人ものスタートアップウィークエンドのオーガナイザーをラスベガスに集めて開催したイベントです。プログラム内容は、数日間ダウンタウン内の様々な場所を貸し切り、ディスカッションやヨガ体験、ディナー、パーティなど盛りだくさんなものでした。

そこで気づかされたのは、アメリカはイベントのオーガナイズがとても上手いということ。彼らはプログラム通りに進めるのではなく、参加者達を自然に巻き込んで「良く分からないけど、何だか面白そう」という気にさせてくれますよね。どんな意見でも親身になって聞いてくれて一緒にやろうと言ってくれる姿勢にスタートアップらしさを感じました。このスタートアップの文化を感覚的に学ぶことができたのはとても大きなことで、今後もこの感覚を忘れないでいたいです。

ちなみに、サンフランシスコのスタートアップウィークエンドにも参加しましたが、日本と何一つ変わらないことに驚きました。レベルもそこまで変わらないので妙に親近感が持てたのを覚えています。シリコンバレー、サンフランシスコ、ラスベガス、どの場所にいてもスタートアップらしさがそこにはあって、非常にインスパイアーされました。

Q4:高瀬さんが感じる日本人企業家にとっての課題と強みは何でしょう?

そうですね、良い意味でも悪い意味でも日本人はやっぱり真面目ですよね。真面目になる必要はなくて、とりあえず何かアクションを起こしてみたらいいのにと思います。あとは、既にある製品に対して新たなものを生み出すことは得意なのに、全く新しいものを生み出すための発想力やクリエイティブなアイデアがないとも感じます。

ただ、例えイノベーティブなアイデアが生まれなくても、技術面では日本は他の国に引けを取らないと思います。これは、EvernoteのPhilが話していたことなのですが、彼は日本人が細部までこだわりを持つことに対して非常にリスペクトしているそうです。例えば、日本の駅にある改札で切符を裏で入れたとしても高速な速さで表になって出てくる、こういった日本人の細部にわたるこだわりを見習って業務効率化を図っているそう。とは言っても、Evernoteのアイデアはアメリカで生まれているんですけどね。

Q5:日本にいるスタートアップの企業家の皆さんへメッセージをお願いします。

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これはスタートアップウィークエンドのモットーでもあるのですが、”No Talk All Action”を皆さんへのメッセージとして送りたいですね。これは僕自身シリコンバレーやラスベガスで実際に様々なプログラムに参加したこと、スタートアップウィークエンドの運営者と参加者の両方を経験していることから分かったことなのですが、何を始めるにもまずは行動に起こすことが一番大切です。インプットからアウトプットした時に予想外の結果になることもありますが、それも行動に移したからこそ分かることなのです。何事もリスクを恐れずにチャレンジして頂きたいです!

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