【締め切り間近】プログラムの応募は6月23日(金)まで! Global Challenge! STARTUP TEAM FUKUOKA

freshtrax

ビートラックスがサンフランシスコから最新情報を配信中

  • Yuichi Shiga

    Yuichi Shiga

    Software Engineer

    Lead developer. He loves leading-edge technology, programming, application development. He is focusing on development of the Internet of Things at btrax. He also has skills of web applications development and mobile apps, he often develops applications on the weekend.

  • → 記事一覧

    • このエントリーをはてなブックマークに追加
    • follow us in feedly
  • Dec 29, 2015

main-pic

【達成金額15億円以上も】海外クラウドファンディング Indiegogoの1年を振り返る

IndiegogoとはKickstarterと並ぶ世界最大のクラウドファンディングサイト。クラウドファンディングとは、プロダクトを製作/出荷する前の段階でユーザーからプリオーダー経由で資金調達をするためのプラットフォーム。主に海外のユーザーが利用しているが、日本から出展しているケースも幾つかある。

例: MESH: Creative DIY Kit for the Connected Life

サンフランシスコに本社のあるIndiegogoは、Kickstarterと比べてみても、ハードウェアや海外からの出展に関しても積極的にサポートを提供しており、我々btraxとも一緒に今後日本からの出展サポートを行っていく予定だ。同プラットフォームにおいて、2015年はテクノロジーから、映画、エンターティメントまで幅広いカテゴリに渡って、226カ国から250万人のユーザーが175,479のキャンペーンに出資を行った。同社の公式ブログの内容を元に、2015年のIndiegogoを振り返ってみよう。

Indiegogoとは

Indiegogoは2008年に開始した、世界で最も早くから存在するクラウドファンディングサービスの1つ。これまでに集まった金額の累計は、総額で8億ドル(約1,000億円)にもなる。

クラウドファンディングをきっかけに、ベンチャーキャピタル(VC)から出資されるスタートアップも数多く存在する。Indiegogoのキャンペーンがきっかけで、その後VCから調達した額の総額は、約5億ドル(約600億円)にも上る。

例えば、ホームセキュリティデバイスのCanaryは、3,000万ドル(約36億円)を調達した。

他にも、ロボットのJiboは、6,000万ドル(約72億円)、健康管理デバイスのScanaduは、3,500万ドル(約42億円)をIndiegogoでのキャンペーン後に投資家から調達している。

続々と生まれた新記録

2015年は、クラウドファンディングにとっても新たな記録が続出した年となった。これはスタートアップにとって投資家に頼らない資金調達の方法が開けたという事にもなる。

ただの”箱”で15億円以上をGet!

2015年には様々な記録が生まれた。最高額を更新したのは、Flow Hiveと呼ばれる養蜂箱。実はこれ、最近話題のIoTでもフィンテックでも無い。むしろプロダクトとしてはかなりニッチで、”なぜこんなにもお金が集まったのか!?“と驚くぐらいのマニアックなアイテム。

そのプロダクト内容は、養蜂者向けの”箱” ただし、これが実際に養蜂している人達から見ると喉から手が出る程に魅力的なプロダクトである。

従来のように巣箱を開けて、ミツバチに刺される危険を冒さなくても、ノズルをひねるだけでハチミツを直接巣箱から採取できる。この製品をオーストラリアの制作者がアップするや否や、世界中の養蜂者からの熱い注目を浴び、最終的に150か国の37,000人から、1200万ドル(約15億円)以上もの大金を集めた。この製品は日本でも話題になった。このように、一見マニアックそうなアイテムでも、世界中を見渡せば欲しいユーザーは意外と多く、グローバル規模での巨額の資金調達が可能になる。

映画もクラウドファンディング経由で資金調達

クラウドファンディングでお金を集められるのは物理的なプロダクトだけではない。映画を作る際の資金調達にも利用が可能だ。これも2015年のキャンペーンになるが,Super Troopers 2と言う作品は、Indiegogo上で映画のキャンペーンとしては、初めて200万ドル(2億4000万円)を超えた作品となった。このタイトルは最終的に450万ドル(約5億4000万)を集めることに成功した。

映像系で資金調達をしているのは映画だけではなく、YouTube向けの動画もある。Con ManというAlan TudykとNathan Fillionの2人が作るコメディ動画のキャンペーンは、Webのクリエーターのキャンペーンとしては史上最高額の315万ドル(約3億8千万円)を集めた。

また、The Crystal Mazeというイギリスのプロジェクトは、93万ポンド(約1億6千万円)を集めている。

ますます加熱するハードウェアスタートアップ

ハードウェアスタートアップおいて、アイデアを検証し、初期に販売するチャネルとしてクラウドファンディングは一般的になってる。資金が集まるかどうかで製品にどれだけ人気があるかどうかが分かる上に、多くの額を集めることで様々なメディアで紹介されるため、プロモーション効果が非常に高い。

2015年の主なキャンペーン

2015年に成功したキャンペーンとしては、電動バイクのSondors Electric Bike500万ドル(約6億円)を達成。手のひらサイズのドローンで、HDの動画をスマートフォンへストリーミングもすることができるMicro Drone 3.0は、300万ドル(約3.6億円)を集めた。

ロボットのJibo220万ドル(約2億6千万円)をIndiegogoのキャンペーンで集めた。また上記のように、その後VCから6,000万ドル(約72億円)の調達に成功している。

他には、スマートホーム系プロダクトのOomi Smart Home System170万ドル(約2億円)Neptune Suite110万ドル(約1.2億円)the Opal Nugget Ice Maker250万ドル(約3億円)を集めている。

その他のキャンペーン

上記で紹介したようなハードウェアや映画以外にもクラウドファンディングから資金を調達したキャンペーンもある。

ソーシャルインパクト関連のキャンペーン

ソーシャルインパクトとは、社会問題の解決への取り組み、慈善活動などの、社会をよりよくするための活動である。Indiegogoではテクノロジー関係や映画が注目されることが多いが、実は、多数のソーシャルインパクトに関するキャンペーンが実施されている。

2015年4月に発生したネパールの地震への援助を募るキャンペーンがいくつも実施され億単位のお金が集まった。また、Greek Bailout Fund(ギリシャへの財政支援ファンド)は、10万8千人以上の人々がギリシャの財政危機のために貢献し、193万ユーロ(約2億5千万円)が集まった。

実物のプロダクトに触れる

弊社btraxのオフィスがあるサンフランシスコでは、実際にIndiegogoでファンディング中のプロダクトに触れる機会もある。コワーキングスペースにキェンペーン中のプロダクトが展示してあったり、ハードウェアスタートアップのピッチイベントで実際に体験することもできる。市内にあるIndiegogoのオフィスでも、定期的にハードウェアスタートアップのピッチイベントをサンフランシスコのオフィスで実施している。こういったイベントでは、デモを見るだけでなく、デモの後のネットワークパーティーで直接プロダクトに触ったり、開発者から話を聞くこともできる。

1
Indiegogoオフィスでのハードウェアスタートアップのピッチイベントの様子

2
サンフランシスコの中心部にある、スマートホームのプロダクトの展示場Target Open Houseで展示される製品

時折、テック系のメディアを騒がせるように、資金が多く集まったキャンペーンにおいても技術的、資金的な問題で量産ができなかったり、届いた製品が説明と大きく違うものであったなどのトラブルはある。しかし、今後もクラウドファンディングでは様々なハードウェアスタートアップのプロダクトで活用されていく。今まであげたものは特に多くファンディングした例だが、10万ドル(1200万円)以上集めるキャンペーンはザラにあり、驚くことも多い。定期的にIndiegogoのプロダクトをチェックすることを勧める。

Indiegogoに関する主な統計

これまでの調達資金累計

  • 2008年から2015年までに集まった総計金額: 8億ドル以上
  • IndiegogoのキェンペーンがきっかけのVC投資総額: 5億ドル以上

これまでの調達額Top3

2015年の主な統計

  • トータルユニークユーザー数: 1.1億以上
  • キャンペーン数: 175,479
  • ユーザーの居住国数: 226
  • 支援者ユーザー数: 250万以上

特筆すべきテクノロジー系キャンペーンとその達成額

このように、一見マニアックそうなプロダクトも、クラウドファンディングを通じて世界中のユーザーに露出する事により、多くの賛同を得る事で多額の資金を調達する事も可能になる。

日本国内だけでは十分な需要が得られなさそうな製品でも、世界の人々の目に触れる機会を増やす事で意外なニーズを掘り起こせるかもしれない。クラウドファンディングこそ、海外進出の第一歩としては最適なプラットフォームだと考えられる。

btraxではIndiegogoなどの米国クラウドファンディングをサポートします

btraxではIndiegogoなどの米国のクラウドファンディングや、ハードウェア製品の米国でのプロモーションをサポートします。ご興味のある方は、tokyo@btrax.comまで、お気軽にお問い合わせください。

また、btraxが過去10年間サンフランシスコで培ってきた、グローバル展開のノウハウ、新サービス・プロダクト考案のメソッド、マーケティング手法、優れたデザイン力、シリコンバレーに広がるネットワークなどを効果的に活用し、企業の新規事業創出および海外展開に効果的なサポートを提供する、短期集中/滞在型のプログラムのInnovation Programを提供しています。

参考記事: Indiegogo’s 2015 Year In Review [Infographic]: Crowdfunding Statistics

【締め切り間近】プログラムの応募は6月23日(金)まで!

btraxでは海外クラウドファンディングをサポートします

btraxではIndiegogoなどの米国のクラウドファンディングや、ハードウェア製品の米国でのプロモーションをサポートします。詳しいサービス内容に関しては下記のページをご参照下さい。

海外クラウドファンディング支援サービスをbtraxが提供

また、btraxが過去10年間サンフランシスコで培ってきた、グローバル展開のノウハウ、新サービス・プロダクト考案のメソッド、マーケティング手法、優れたデザイン力、シリコンバレーに広がるネットワークなどを効果的に活用し、企業の新規事業創出および海外展開に効果的なサポートを提供する、短期集中/滞在型のプログラムのInnovation Programを提供しています。

 ib-banner 

Like us on Facebook

Scroll to top

シリコンバレーから最新情報をゲット!

 

btrax-logo-100

サンフランシスコに本社を構えるクリエイティブエージェンシーbtraxのニュースレターに登録して最新の情報をいち早くゲットしませんか?

 

・オウンドメディアfreshtrax 今月の注目記事

・CEO Brandonの無料オンラインセミナー情報

・最新サービス・現地イベント情報

 

Subscribe!
Twitterで共有
Facebookで共有
はてなブックマークに追加
pocketで共有
Lineで共有