【スタートアップ募集中!】5月24日開催『DESIGN for Innovation 2017-デザインが経営を加速させる-』詳細はこちら>>

freshtrax

ビートラックスがサンフランシスコから最新情報を配信中

  • Noriko Shimodaira

    Noriko Shimodaira

    Project Manager

    Project Manager at btrax with a strong focus in branding and marketing, with interests in startup and design.

  • → 記事一覧

    • このエントリーをはてなブックマークに追加
    • follow us in feedly
  • Feb 4, 2015

online-seminar6

ヒットするIoTプロダクトに共通する3つの秘訣

2015年1月6日にラスベガスで開催されたイベント「CES」。このイベントはもともと家電市として始まったイベントであるが、今年注目を集めたプロダクトのほとんどがIoTと呼ばれる「モノのインターネット」であることは記憶に新しい。

サムソンが1億ドル規模のファンドを作りIoT系のスタートアップに投資すると発表。また、同社は5年以内に同社が発表する製品すべてがインターネットに繋がるコネクテットデバイスになると宣言している。このような動きを筆頭にして、2015年はIoTを軸とした商品やサービスが大きく注目されていくだろう。今回の記事は弊社CEOが第6回btraxオンラインセミナー「2015年のイノベーショントレンド」にて話した内容である。

IoT(Internet of Things)とは何か

Wikipediaによると、IoT(Internet of Things)とはインターネット上でさまざま組み込みデバイスが相互接続することとある。時計、歯ブラシ、家電といったさまざまな製品がインターネットに繋がることによって、ユーザーに新しい使い方や価値を提供し始めている。そして、これを取り巻くように新たなビジネスモデルが生まれてきている。

さまざまな製品がインターネットに繋がる事によりユーザーに新しい価値を生み出す。企業にとっても新たなビジネス機会の創造に繋がる。
Brandon Hill, btrax CEO

IoTはどのくらい普及するのか

2020年までIoTはかなりの勢いで普及されると予想され、企業としても次の5、6年の間に大きなチャンスが訪れると考えられる。1990年代中盤からインターネットとWebがビジネスで使われ始め、2007年のアップルによるiPhone発表からスマートフォンを中心としたビジネスやサービスが拡大していく中で、全てのプロダクトがインターネットに繋がる、IoTが次の大きな革命となる可能性が高い。

IoTやインターネットに関する具体的な数字は次の通り。

  • 2011年の一般的なアメリカの20世帯によるインターネットトラフィック量は、2008年の世界全体のインターネットトラフィック量とほぼ同じ
  • 2008年の時点で、インターネットに繋がっているデバイスの数が世界人口を超えた
  • 2020年には、市場で流通する自動車の90%はインターネットに繋がると予想されている
  • 2020年までに、2000億のデバイスが接続されると予想されている
  • 2020年までに、IoTを取り巻くビジネスは1兆ドルの経済規模になると予想されている

IoTはアメリカでも非常に注目されており、弊社btraxがオフィスを構えるここサンフランシスコでも多くのスタートアップが、新たなIoT商品を製作している。

IoTプロダクトの一例 – 時計、温度調節器、自動車 –

1. スマートウォッチ「moto 360」

video1
Android OSをベースにしたスマートウォッチ。スマートウォッチでは時計がスマホを介してインターネットと接続する。時計にはセンサーが付いており、デジタル表示であるため、状況に応じて表示を変えることができる。 当社btraxでもサンフランシスコオフィスにて「moto360」を入手し、UXの検証、スマートウォッチアプリ市場の調査、自社アプリの企画・開発を行っている。

参考記事: btraxがスマートウォッチアプリ「OnTask」をリリース

2. スマートサーモスタット(自動温度調節器)「nest」

nest
家庭用のヒーターを調整するもの。部屋に付いている温度調節器をnestを付け替えると、ユーザーの生活リズムに合わせて空調や温度をコントロールしてくれるほか、電気代の節約にも繋がる。グーグルに買収されたため、現在はグーグルの商品として展開されている。

参考記事: ~あなたのお家をスマートに~ IoT系スマートホームデバイス 5選

3. 電気自動車「Tesla」

tesla-1
大きなものとしては自動車もIoTデバイスの一つとして考えることができる。TeslaはEVであるだけでなく、携帯の電波を介してインターネットに常時接続されることで、ソフトウェアで多くの機能をカバーしている。また特徴的である大きな液晶を社内の前面に搭載し、給電場所の検索、残りの推定運転可能距離の確認、ウェブの使用など多くのことがタッチパネル上で行える。

ウェアラブルからスマートホーム、そして自動車など、あらゆる側面でIoT商品が展開されており、企業ではIoTのトレンドを取り入れることによって新しいユーザーを獲得し、新しいビジネスモデルを作ることができる。弊社btraxでも社内でのIoTプロダクト開発に加えて、IoT商品をクライアントと共に創るコンサルティング型サービスを提供している。

参考記事: 〜日本の企業に世界トップレベルのイノベーションメソッドを〜 btrax(ビートラックス)が体験型イノベーションプログラムの提供を開始

IoT製品を構成する要素

  • 根幹となるのはセンサーデバイス。気温や湿度、心拍数や体温等、なにかしらのデータを得る
  • 次にそのデータを記録するプロセッサーやソフトウェアがあり、得られたデータを分析
  • その分析結果を元にインターネットを経由しクラウドと繋ぐ
  • そこから得られる結果を元に、最終的なアウトプットをユーザーのデバイスへ送信

ヒットするIoTプロダクトの3つの秘訣

最近、雑誌Wedgeの特集「シリコンバレーが変えるものづくり」に向けて、シリコンバレーに拠点を置くハードウェア系スタートアップの取材を弊社btraxにて行った。訪問先にはIoT商品を開発する会社が多く含まれており、彼らとのインタビューで得られた秘訣をいくつか紹介したい。

1. 機械が提供する「おもてなし」の精神

IoT商品ではヒットしている商品もある一方で、買ってみたが途中で使わなくなってしまった商品がある。ヒットする商品とそうでない商品の違いは何だろうか。

実はヒットする商品に共通するキーワードがある。日本の方々が重要視する「おもてなし」だ。

IoT商品ではセンサーでデータ取得・分析して結果をアウトプットするが、結果を単にユーザーに見せるだけではユーザーは価値を見い出しづらい。それよりも、データや結果を元に、ユーザーにとってのメリットを自動的に提供できると、価値は上がる。たとえば、ホテルに滞在していて雨が降りそうな時に、フロントの人が「今日は雨が降りそうですよ」と言うのと、「雨が降りそうなので傘をご用意しました」と言ってくれるのでは、おもてなしのレベルが全然違う。

例えば自動車であれば、5km先の渋滞情報を提供してくれるだけではなく、渋滞があるので迂回ルートを提示する、もっといえば自動的にハンドルを切ってくれるほうが、ユーザーが無意識のうちにその価値を「おもてなし」として受けれる。

おもてなしは基本的には目に見えない。IoTのサービスにおいても、ユーザーが気づかないところでユーザーが喜ぶような仕組みを組み込むことが重要だと感じる。

2. ハードウェアデバイスは単純な方が良い

多くのIoT商品はハードウェアとソフトウェアで構成されるが、ハードウェアデバイス自体はシンプルな方がよい。例えばウェアラブルデバイスの「Misfit」はハードウェア自体が非常にシンプルで液晶画面もない。消費電力が少ないため電池は半年間替えなくてよい。ウェアラブルでは取り外した瞬間に身につけなくなってしまう可能性があるため、Misfitではユーザーになるべく付け続けてもらうために、ハードウェア自体を極力シンプルにして充電をしなくてよいように作っている。

子供用のデバイス「Moff」ではハードウェアにはセンサーチップのみが入っていて、音の設定はすべてスマホのソフトウェア側で設定する。ハードウェアをシンプルにすることでコストも抑え、また、ソフトウェアをアップデートすれば商品がアップデートされるという仕組みを作り上げている。

3. 新しいユーザーエクスペリエンスの提供

新しい商品やサービスを提供するのであれば、ユーザーに対して新しい価値を提供することが重要だ。例えば、IoT商品ではないが、Apple社のiPodではMP3プレイヤー単体だけでなく、ITunesというソフトウェアとコンテンツを提供することによって、全体としてユーザーへ価値を提供した。今までは、ソフトウェアビジネス、ハードウェアビジネスという言われ方をしていたが、特ににIoTに関してはハードウェアとソフトウェアが密接に連動してサービスを提供し、価値あるユーザーエクスペリエンスを提供してビジネスになる。

アメリカの西海岸にはそういった考えのもとに新しいサービスを作っている企業がかなり多い。ぜひ参考にしていきたい。


これまでセミナーの内容や次回のセミナーについては以下のリンクから。
>>btrax CEO オンラインセミナー 〜サンフランシスコから無料でお届け〜

photo by Ericsson

【5月24日(水) 東京にてDESIGN for Innovation 2017を開催】

osaka

5月24日(水)にNagatacho GRIDにてDESIGN for Innovation 2017 ~デザインが経営を加速させる~ を開催します。ビジネスシーンにおけるデザインの重要性を学ぶ絶好のチャンスです。ぜひこの機会にご参加ください。


日時: 2017年5月24日(水) 10:30-20:00
会場:
Nagatacho GRID(東京都千代田区平河町2-5-3)
定員: 200名
チケット: 4,000円〜13,000円

 ib-banner 

Like us on Facebook

Scroll to top

シリコンバレーから最新情報をゲット!

 

btrax-logo-100

サンフランシスコに本社を構えるクリエイティブエージェンシーbtraxのニュースレターに登録して最新の情報をいち早くゲットしませんか?

 

・オウンドメディアfreshtrax 今月の注目記事

・CEO Brandonの無料オンラインセミナー情報

・最新サービス・現地イベント情報

 

Subscribe!
Twitterで共有
Facebookで共有
はてなブックマークに追加
pocketで共有
Lineで共有