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  • Brandon K. Hill

    Brandon K. Hill

    CEO of btrax, Inc

    CEO of btrax, Inc - Design Mentor to Startup Weekend - Contributor to TechCrunch Japan - Guest Speaker at UC Berkeley Asia Business Conference - Guest Speaker at Social Media Week Tokyo - Guest Speaker at 500Startups Japan Day

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  • May 16, 2011

yelp

アメリカで大人気のクチコミサイト-Yelpとは?

日本からアメリカに出張等で来られた方々からよく耳にするのが、 “Yelpがめっちゃ便利だったよ。あれのおかげで良いレストランが簡単に見つかった。” の言葉。Yelpとはアメリカではかなり人気の、レストランやローカルなお店等のクチコミ情報サイト。多くの人がお店探しを行う際にまず訪れるのがyelp.comであり、予定が決まった際に友達に場所をメール等でお知らせする際にも、Yelpのお店リンクを送るのが一般的。

日本でのレストラン系クチコミサイトと言えば、食べログやホットペッパー等が挙げられるが、実際にYelpと比べてみると、コンテンツ内容や使い易さを始め、多くの点においてYelpの方が利用価値が高いと感じられる。また、お店によってはサイトが無くても、Yelp上のプロフィールページがあれば十分であると考えられている程、アメリカではYelpが定着している。

Yelpの特徴

90年代からクチコミサイトといえば、CitySearchが最も一般的なサービスとして多くのユーザーに利用されてきた。Yelpは2004年にリリースされた事からも分かる通り、かなりの後発であったが、様々なポイントにおいてCitySearchよりも優れていた為に、短期間でユーザーの絶大なる支持を獲得し、現在では唯一無二の存在になっている。Yelpがそこまでの人気を得る事が出来た理由として幾つか考えられるポイントが下記である。

分かりやすいUI, 使いやすいUX

なんと言っても一番の特徴はその使い易さ。ページを見た瞬間に必要な情報が分かる。これはUIにおけるコンテンツ配置の妙+欲しい情報に最短距離でたどり着く為のスムーズなナビゲーションを実現したUXのクオリティーの高さが理由である。例えばお店を探す際には、ページトップの検索ボックスにキーワードを入れる事が多いが、検索量の多いキーワードを自動で表示するオートコンプリート機能を装備。その後の検索結果のページには、お店のリスト上部に、地域、現在地からの距離、特徴、価格帯、カテゴリー等のフィルター機能が配置される。フィルターのチェックボックスをクリックする事で、検索結果がAJAXベースでリアルタイムにアップデートされる。このスムーズさ+ロードの早さは他に類を見ない。

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Google Mapを活用したお店マップ

上記の検索結果画面で最も重要な要素の一つがページ右側に表示されるGoogle Mapである。このマップは拡大表示が可能な上、ドラッグで場所を動かしたり、ズームインすると自動的に検索結果がリフレッシュされる。また、マップ上に表示されているアイコンの番号と検索結果リストの番号が連動しており、マウスオーバーする事で、お店のオーバービュー情報と写真を見る事が出来る。

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豊富なコンテンツ量&ユーザーレビュー

よくレストランのサイトに行くと、微妙に欲しい情報が記載されていなかったりする事があるが、Yelpの場合は、その情報が統一&充実している。レストランの場合は、名前、カテゴリー、ユーザーレビュー(max5★), 住所、電話番号、営業時間、価格帯、クレジットカードが利用できるか、服装タイプ、グループに適しているか、駐車場の有無、Wi-Fiの有無、車いすのアクセス、ユーザー投稿写真等の情報が含まれる。また、ユーザーレビューの数も豊富で、現在までのレビュー数は2,000万近くになる。

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OpenTableと連動した予約システム

最近搭載された機能の一つとして、レストラン予約サービス、OpenTableとの連動がある。これにより、Yelp上のレストラン詳細ページから人数と日時を入力するだけで、即座に予約を入れる事が可能になった。この機能が実装される前までは、Yelpで情報を確認し、OpenTableに行って予約する事が多かったが、その手間が大幅に省けるようになった。

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友達とデータを共有

もう一つのYelpの特徴としては、そのSNS性が挙げられる。自分のプロフィールを作成し、クチコミを書いたお店や、気に入ったお店をブックマークする事が出来るだけではなく、友達とつながり、相手のお気に入りのお店をチェックする事も可能。グルメな友達がいる場合はその方のリストを頼りにできるので、大変重宝する。

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ARを最大活用したモバイルアプリ

お店の口コミ情報サイトである以上、モバイルアプリは必須であるが、Yelpの場合は、スマートフォン向けアプリも凄い。数年前よりARを活用したMonocleと呼ばれる機能を導入。ユーザーが自分のいる場所からデバイスをかざした方向にあるお店がカメラ画面に表示される。マップと併用する事で、かなり利用価値が高い。

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チェックイン機能+特典

もう一つ忘れてはいけないのが、チェックイン機能と、お店でチェックインした際にもらえる特典である。クチコミサイトの性格上、自ずとユーザーからのレビューやチェックインがお店に取っては大きなマーケティングツールになる為、お店でチェックインしたお客さんには、割引やワンドリンクサービス等の何かしらの特典を提供しているお店が多い。これによりユーザー視点から見ると、フォースクエア+グルーポン的な利用方法も可能になる。

Yelp上でビジネスプロフィールページを作成してみた

レストランや小売店でなくても何かしらのビジネスであれば無料でプロフィールページを作成する事が可能なので、早速ビートラックス (btrax)のページを作成してみた。そして、そのすぐ翌日にはYelpの営業から電話がかかってきた。”あなたのプロフィールページには、有料でリストしている競合のリンクが表示されます。もしより多くの顧客を獲得したいのであれば、同じようにプレミアムリスティングに申し込むのが良いでしょう。プランは幾つかあり、月々$300から….” といった内容であったが、クライアントがYelp経由で見つかる事は少ないと考え、今回は見送った。それでも既存のクライアント2社がフィードバックを残してくれたのは嬉しかった。

統計に見るYelpとこれからの展望

Yelpは2004年に2人の元PayPal職員によってサンフランシスコからスタートした。現在ではアメリカの各地域を始めとし、カナダ、イギリス、アイルランド、フランス、ドイツ、オーストラリア、オランダとそれぞれの国バージョンを展開。現在も本社はサンフランシスコダウンタウンにあるが、主な収益源は、お店のプレミアムリスティングと広告である。

下の表で分かる通り、ビジター数、レビュー数共にうなぎ上りで、全ユーザーの実に3分の1がモバイルからのアクセス。記載されているお店の約25%がレストラン、24%が小売店、9%が美容系のお店になる。

Yelp社は未だ非上場企業であるため、正確な年商は公開されていないが、5,000万ドル程度予想されている。2009年の暮れにGoogleから5億ドル以上の額での買収オファーがあったが、それを断った。2011年現在の春から夏に掛けてIPOを目指しているとの噂もある。

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リテールや飲食店にとっては、Yelpを活用したマーケティングが非常に重要になってくる一方で、ユーザーレビュー等の情報から、悪い評判も一瞬にして広まるので、評判の良く無いお店にとっては脅威でもある。今後Yelpに代表されるようなサービスの普及により、ビジネスも本物が試される時代になる。

筆者: Brandon K. Hill / CEO, btrax, Inc.

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