[イベントレポート] 第3回Japan Night 日本での最終予選開催、予選通過企業6社発表

2011年11月3日(木)に米国サンフランシスコにて、日本企業が自社のWeb/モバイルサービスを地元オーディエンスに英語でプレゼンするイベント、第3回SFNewTech JapanNightが開催される。
それに先駆けて、JapanNight最終予選が10月8日(土)に今回初めて日本・東京で開催され、第1次審査通過した12組が参加し、JapanNight本戦と同じように英語でのプレゼン+Q&Aの形式で行われた。
当日は、Techwebの10月からスタートする「世界で通用する視点」を得て実際に行動するためのプログラム「TechWave VANGUARD(ヴァンガード)」、そのキックオフイベントと共同で開催。品川・日本マイクロオフィス社で行われた今回のイベントは、テレビ東京など多数メディア、モバイル・インターネット会社関係者、スタートアップ企業など200名を越える来場者の活気で溢れた。
前半のVANGUARDでは、VOYAGE Group(ECナビ)椿奈緒子氏・ジェネシックス冨田憲二氏、Wondershake 鈴木仁士氏、Snapeee/マインドパレット小林佑次氏、ユビキタスエンターテインメント 清水亮氏、MOVIDA JAPAN 松村慎一郎氏、孫泰蔵氏など貴重なスピーカーが参加し、スタートアップの海外進出や世界で活躍できる起業家育成など興味深い内容であった。
第3回SFJapanNight 最終予選
そして、後半の第3回Japan Night最終予選は、メインである英語でのプレゼンの他に、ブランドン氏によるキーノートスピーチ、第二回JapanNight出場経験者によるパネルディスカッションを含めた3部で構成でされた。

1. ブランドン氏による英語でのキーノートスピーチ (CEO/btrax, Inc.)
トークテーマは、
「〜グローバル展開への道〜
・グローバル人材になる ・グローバルなチームを作る ・グローバル企業に育てる」
「Go global」の一声と共に始まったスピーチの要点をいくつかまとめておく。
■ グローバルな チームをつくるポイント
- 違う文化背景をもつ人材を雇う
- 適切なルールで適切な人材を雇う
- ドキュメントですべてをクリアにする
- たとえ相手が日本人でも、英語でコミュニケーションを取る
■ 世界展開への3ステップ
- Be ーまずユニバーサルな人材になること
- Do ーグローバルなチームを作ること
- Have ーそしてグローバル市場に貢献していくこと
■ Global marketingにおいて重要なことー “Fake it until make it”
意味は「できるようになるまで、できている振りをしろ」ということ。
シンプルな英語で話すブランドン氏は、日本で普段なかなか英語に接しない人でも聞き取りやすく非常に理解し易いと好評であった。
2. 第2回JapanNight出場経験者パネルディスカッション
第2回JapanNight出場経験者パネルディスカッションでは、ファシリテーターとして土屋尚史氏 (Goodpatch, Inc. CEO)、第二回JapanNight出場経験者としてMatthew Romaine氏 (myGengo Co-founder/CTO), 山本敏行氏 (株式会社EC studio), 横井太輔氏(株式会社L is B), 安達貞雄氏 ( 株式会社 洛洛.com ) が参加した。
会場では、EC studioの[チャットワーク]というサービスを質疑応答に使用した。
「JapanNightに出場する前と後で自社のビジネスがどう変わったのか?」
myGengo Matthew氏「お陰様で有名になった。出資者からの出資も、JapanNightのおかげかは分からないが増加した。」
洛洛.com 安達氏 「英語などの障壁を感じていたが、それは自分の中の壁。マインドが変わった。」
LisB 横井氏「僕はもともと日本語ワープロソフトの会社にいて、海外なんて考えてなかった。だけどジャパンナイトに受けたら海外にいこうと思った。ジャパンナイトで決心して、カナダのモントリオールに研究所をつくることに。これから海外展開していくつもり。」
山本氏 「JapanNight後、出資アプローチが二件あった。」
「今後の自社の展開と今後の海外展開を考える上で一番障壁となっている事・課題は何か?」
洛洛.com 安達氏「マーケティング。」
LisB 横井氏「うちはツイッターに感情検索エンジンを取り入れた。皆がつながるとディスコミュニケーションも増えるから世界の滅亡は早まると言う人がいる。言葉に温度をのせることでグッドコミュニケーションを作りたい。」
ECスタジオ 山本氏「ブランドンさんからアメリカ向けのサイトづくりについてアドバイスを頂いた。UIがどんなに良いと思ってもアメリカはシンプル志向だったり、明るい色だと子供のおもちゃだと思われるという話だったり。」
3. 一次予選通過企業12組による英語でのプレゼンPitch + Q&A

今回のJapanNight最終予選のMCは三橋ゆか里氏(@yukari77)、そして審査員は、弊社CEOブランドン氏 (@BrandonKHill)に加え、赤羽雄二氏 (BreakThrough Partners)、Dr. Serkan Toto氏 (TechCrunch 編集者, @serkantoto)、松村慎一郎氏 (MOVIDA JAPAN社, @ShinMatsumura)の4人など豪華な顔ぶれが集まった。
今回の出場者は以前のイベントと比べて、断然プレゼンのクオリティが高くなっている。プレゼンの内容だけではなく、多くの企業がQ&Aまでもしっかりと英語で行っていた。このままサンフランシスコの本場のSFNew Techでプレゼンしても恥ずかしくない程のレベルまでプレゼンのスキルは今までと比べて上がっていた。
そして、12社の中から6社を選考する審査方法は以下の5つの審査項目に従って評価され、点数が付けられた。
審査項目
- 見た目のクオリティー
アメリカのユーザーから見た、UI/UXのおけるデザインや使い易さ。また、ヴィジュアルのインパクトや、競合サービスとの差別要素等。
- 英語のナチュラルさ
ネイティブユーザーが感じるサイトのコンテンツやナビーゲーション、ボタンの英語の違和感の無さ。また、キャッチコピーやタグラインのクオリティー。
- 実用性/ユーザーの利点
ユーザーがサービスを実際に利用した際に得られるメリット等に関する利点。面白いだけではなく生活に役立つ内容を提供できているかどうか。
- 海外展開の可能性
アメリカや海外向けに今後展開した場合の可能性。海外の投資家やメディア等から見た場合の見込み成長レベルや、海外展開した場合のスケーラビリティー等。
- 独自性
サービスのユニークさ。他にも似たようなサービスがある場合は、それらとの大きな違い。
これらの5つの審査項目があり、この各審査項目につき5点満点で審査員に評価され、そして4人の審査員の合計を合わせると100点になる。つまり、1社当たり100点満点で評価され、その点数の順位によって6社が選出された。
また、今回選考を通過した企業に特徴するのが、世の中に対してインパクトを与えようとする”社会貢献“である。それが審査員にも印象を与える鍵となった。
なお、第1次審査通過した12組より勝ち残ったのは以下の6組である。
第3回SFNewTechJapanNight 最終予選通過企業 6社
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FacematchFacematch |
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Grow!Grow! Inc. |
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MidoNet株式会社ミドクラ |
PIRIKAPIRIKA |
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SnapDishVuzz Inc. |
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Synclogue会社情報プラネット |
この6社が11月3日サンフランシスコでのJapanNight本選でピッチを行う。
最後に、今回勝ち残った6社がプレゼンする11月3日の本選の詳細はこちら。
第3回SFNewTechJapanNight
- 日時:2011年11月03日(木) 17時30分〜23時
- 場所:MIGHTY @San Francisco 119 Utah St, San Francisco, CA 94103 MAP
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SF New Tech Japan Night Movie




















